今回のレビューはRazer Basilisk V3 Proです。
Basilisk V3 Proがオススメな人
- 疲れにくいマウスが欲しい人
- 自分のAIM力を100%出し切りたい人
- ライティングにもこだわりたい人
30,000dpi、99.8%の精度を誇るセンサーを搭載。
ポーリングレートは最大4000hzです。
一般的なゲーミングマウスの4倍の情報量を持ち、より激しい動きにも滑らかについてきてくれます。
右利き専用の非対称形は、手にすいつくようなフィット感です。
長時間のゲームプレイや、PC作業のマウス操作でも疲労感はほとんど感じません。
Basilisk V3 Proのデメリットは価格の高さです。
私も「高い・・・」と思いつつ購入しましたが、使ってみると、価格以上の満足感が得られました。
右手の形状に合わせたエルゴノミクス設計であり、最適なボタン配置がされています。
Basilisk V3 Proの高性能もさることながら、個々の性能のバランス性能が非常に高いゲーミングマウス。
マウスとしての完成度の高さが、「思ったとおりの操作ができる」快適性につながっているといえます。
自分の意図するマウス操作が可能なため、キャラコンに自信がつくこと。
FPSの1対1でも常に強気で戦えます。
つまり、勝ちを取りにいくマウスなんですね。
今回は、Razer Basilisk V3 Proを半年しっかりと使いこんだ私が、良かった点・気になった点などしっかりレビューしていきます。
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Razer Basilisk V3 Proの外観
Basilisk V3 Proのシルエットは特徴的な形をしています。
Basilisk V3 Proの特徴
- 親指置きがある
- 角度のあるマウス上面
- 高さがある
人間工学を追求し、左右非対称の右利き用とすることで、マウスに手を置いた姿勢が自然になるマウス形状です。
サイズ
Basilisk V3 Proのサイズは、長さ130mm×幅75.4mm×高さ42.5mmです。
重量は実測で113gとなっています。
マウススイッチ
Basilisk V3 Proは第3世代Razerオプティカルスイッチを採用しています。
従来のマウスにある、物理的スイッチではなく、赤外線を用いたスイッチで瞬時に反応します。
粒のそろった感があるロジクールと比較すると、ややカチカチと音が大きいものの、クリック感が高いので気持ちいいです。
スイッチの耐久性は非常に高く、9,000万回のクリック可能となっています。
スイッチ自体を高耐久化することで、マウスの買い替えサイクルも伸ばせるのは嬉しいですね。
ホイール
ホイールスイッチは前後左右の4 方向に対応しています。
押し込み力も軽いうえ、ホイールのサイズも大きいため押しやすさはGoodです。
ノッチ感のあるスクロールモードとフリースピンモードの切り替えは、ホイールの下のボタンを押すことで容易に切り替え可能です。
スマートリールモード | 高速スクロールしたときに 自動でフリースピンモード切り替わる |
バーチャル アクセラレーョン | 速くスクロールするほど スクロール速度が上がる |
上記の機能を使えば、画面のスクロール時のホイール操作でも指が疲れにくくて快適に作業できます。
サイドボタン
サイドボタンはサイズも大きく、親指の届くところに配置してあるのでサイドボタン使用時も不発がきわめて少ないです。
マルチファンクションボタンを押してる時だけ、DPIを変更できる感度クラッチとして使用可能です。
もちろん、割り当て変更で通常ボタンとしても使用できます。
底面
センサー精度が低いと、せっかくのエイム力も活かしきれないですよね。
Basilisk V3 Proの心臓部である、光学式センサー「Razer Focus Pro 30K Optical Sensor」は、従来のRazerセンサーよりも改良されたものです。
表面適合性の向上により、さまざまなマウスパッドの素材でも正確にトラッキングできるようなっています。
マウスソールは100%PTFE マウスソールでマウスパッド状の滑りは非常に滑らかです。
USBポート
ポートはUSB-Cケーブル対応となっています。
充電のさい、端子の向きに関係なく差せるのはいいですね。
ライティング
スクロールホイール・Razerロゴ・本体下部の縁まで、しっかり光るのがBasilisk V3 Proの特長です。
本体下部の縁のライティングは間接照明の役割を持つことで、マウスパッドをしっかりと照らしてくれます。
左右非対称の右利き用マウスのフィット感
左右対称型マウスの形状はつかみ持ち・つまみ持ちがしやすく、精密な操作がしやすいものの、人によってはフィット感が足りないと感じる場合もあります。
Razer Basilisk V3 Proは左右非対称のマウスです。
左右非対称の人間の手に合うようにデザインされており、右手のフィット感が非常に高いのが特長。
エルゴノミクスマウスともよばれる
Razer Basilisk Ultimateと比較すると、Basilisk V3 Proのマウス形状は手に沿う形状のため、ややボリューミーです。
手にすっぽりと収まり、繊細な操作もしやすいBasilisk Ultimate。
Basilisk V3 Proは精細な操作をするために少し時間を必要とするものの、マウスを手に置いた時のフィット感が非常に高いです。
長時間ゲームをプレイしていても右手の疲労感が少ないといえます。
Razer Synapse 3でカスタマイズ可能
Razer Basilisk V3 Proは、Razerのデバイス統合ソフト「Razer Synapse 3」で、様々なカスタマイズが可能です。
キーの割り当て・マクロの設定も自分好みに設定できます。
スクロールモードの設定・スクロールアクセラレーション・スマートリールの設定も好みで設定可能です。
DPI・ポーリングレートの設定はこちら。
スクロールモードの設定・スクロールアクセラレーション・スマートリールの設定も。
Razer Basilisk V3 Proのライティング設定。
他のRazer製品とのライティングの同期も可能で、ボタンひとつで統一感のあるライティングも設定できます。
razer-basilisk-v3-proのデメリット
Basilisk V3 Proのデメリットとしては下記の2つです。
価格の高さ
Basilisk V3 Proの価格は25,980円となっています。
重量
重量については、112 g (ケーブルを除く)。
私は重量74gのRazer Viper Ultimateから、Basilisk V3 Proに乗り換えました。
マウス本体の形状がエルゴノミクス設計になっているため、重さは感じにくいです。
人によって異なるものの、慣れるまでは時間が必要です。
一週間ほどで慣れました
スペック
付属品
付属品
- USBケーブル Type C ( USB A to USB C )
- Razerロゴステッカー
- 取扱説明書
- USBドングルアダプター
RazerのUSBケーブルの端子部分は、Razerおなじみのグリーンです。
ケーブルはやわらかく、取り回しもしやすいのがいいですね。
まとめ
Razer Basilisk V3 Proを半年間使った感想としては、エルゴノミクス形状のマウス形状は持ちやすさが非常に優秀なこと。
また、フリーモードのホイールスピンはブラウザのスクロールもしやすいため、ゲームだけでなくPC作業用としてもしっかり使えます。
Razer Basilisk V3 Proを購入するメリット
- 30,000DPIの圧倒的解像度
- 右手専用デザインで持ちやすい
- 電子制御のホイールスピン
スペックもまぶしいものの、Razer Basilisk V3 Proは、ライティングも感じよく光ってくれるので単純にかっこいいですよね。
最近では11歳の息子のお気に入りになっています。
子どもは正直ですから。
Razer Basilisk V3 Proは25,980円という価格の高さはネックとなりますが、満足度も高いゲーミングマウスといえます。
性能もかっこよさも妥協したくないあなたには、間違いなくオススメのゲーミングマウスといえるでしょう。