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こんにちは!
りくぴいです。@rikupii_gadget
ゲーミングチェアはゲームで使用したり・ワークチェアとして使用したりと人によって使い方はさまざまです。
今回レビューするのは、GTPLAYER PL800。
値段はかなり安いので造りこみの部分でややチープな部分もありますが、基本的なチェアの機能は十分にあります。
Amazonでも『お買い得ランキング1位』
GTPLAYER PL800の特長はゲームやデスクワークにもしっかり使えるほか、オットマンを使用してゲームやデスクワークで疲れた身体を癒せること。
効率よくゲーム・仕事をするには適度な休憩が必要です。
私はゲーム・仕事の合間にリクライニング&オットマンでくつろぎタイムを味わっています。
足先までしっかり伸ばせるので、身体がラクに感じますね。

オットマンってこんなに心地よいのかよ
そして、GTPLAYER PL800の最大のメリットが、価格が安いということ。
セール時などでは1万円〜と圧倒的コスパのよさで、Amazonでも『お買い得ランキング1位』を獲得。
価格が安いので浮いたお金を他のデバイスに回せるのもいいですよね。
今回は気になった点も含めてしっかりレビューしていきますので、よかったら参考にしてもらえると幸いです。
価格が安いので浮いたお金を他のデバイスに回せるのもいいですよね。
今回は気になった点も含めてしっかりレビューしていきますので、よかったら参考にしてもらえると幸いです。
よかった点 | 気になった点 |
---|---|
オットマンでしっかりくつろげる 座面が広くゆったり着座できる 連動型アームレストで腕の負担低減 アームレストのPUレザー仕上げ リーズナブルな価格 | 小柄な人は足つき性が不安 アームレスト単体の調整は不可 |


自動車メーカーエンジニア(25年の経験)
- 9脚のゲーミングチェアを購入のチェアオタク
- 30種類以上のゲーミングチェアに試座
- 腰痛持ち(座り心地にはうるさい)
- 親子でゲーム大好き
*この記事はジーティーレーシング株式会社様より製品をご提供いただき、作成しています。
どのような人に向いているか
- チェアにゆったりと座りたい人
- ゲームだけでなくワーキングチェアとしても使用したい人
- コスパを重視したい人
- オットマン機能を兼ねたチェアが欲しい人
GTPLAYER PL800の詳細
モデル名 | PL800 |
---|---|
椅子の高さ (最大) | 140cm |
背もたれの長さ | 82cm |
背もたれの肩幅 | 53cm |
座面奥行き | 50cm |
シートベース幅 | 50cm |
ホイールベースの直径 | 70cm |
推奨身長 | 150~190cm |
商品重量 | 22.1kg |
耐荷重 | 136kg |
カラー | ホワイト ブラック パープル ブルー レッド グレー グリーン |
張地素材 | PUレザー |
価格 | 20,900円 |
PL800のデザインは『蝶』をモチーフにしたもの。
蝶のように羽ばたく姿が美しいことから、「華やか」「祝福」といった願いがこめられています。
デザインもさることながら、目を引くのが1万円台の圧倒的コスパ。
PL800の定価は20,900円ですが、公式サイト・Amazonでは適時クーポンを発行しており、オトクに購入することが可能です。
PL800の組み立て


PL800は連動型アームレストが採用されており、アームレストやシートバックの取り付け方が一般的なゲーミングチェアとは少し異なっています。
以下で写真を使ってくわしく解説していきますね!


梱包段ボールの大きさは、幅83cm×長さ57cm×高さ28.5cm。
設置場所が2階の場合は、部品ごとで数回に分けて運搬する方法がおススメ。


組み立て前に説明書をみて部品がすべて揃っているか確認しましょう。


ホイールベースを組み立てます。
センター部 にフレームを差し込んだら、手でボルト半分ほど締めてから、レンチで締めつけます。


キャスターを5個、ホイールベースに差し込んだら完了。


ガスシリンダーの太い方を下にして、先ほど組み立てたホイールベースに差し込みます。
組み立てたレッグフレームは安全な場所に移動しておきましょう(踏むと盛大にコケてしまうため)。


座面のボルト穴と固定台の穴を合わせて、手でボルトを仮締めしたのち、レンチで締めつけます。
シリンダー固定台は前後逆に取り付けると穴が合わないため、間違えることはないですね。


オットマンレールは前後左右の向きはないので簡単。
淡々と取り付けましょう。


座面を持ち上げて、シリンダー固定台を先ほど組み立てたレッグフレームのシリンダーに差し込みます。


背もたれに背部金属接続部品を取り付けます。
取り付けの向きはステッカーの矢印が背もたれに向くようにしてください。


ボルトが見えないようにカバーをつけましょう。


背もたれの背部金属接続部品をシリンダー固定台の溝にはめ込み、座面と背もたれの接続をします。
手でボルトの仮締めが終わったらレンチで対角に締め付ければOK。


アームレストは座面・背もたれの取付部にアームレストを差し込みボルトで締め付けるタイプ
簡単です。


アームレストには左右があるのでステッカーで確認しましょう。


さきほど取り付けたワッシャーの位置にアームレストをはめ込みます。
入りづらいときは軽く叩くとすんなり入りました。


ボルトを締め付けたあとはキャップでボルトを隠したらOKです。


ランバーサポート・ヘッドレストはゴムバンド固定式です。
背もたれにバックルで留めるだけです。


先ほど座面に取り付けたオットマンレールにオットマンを差し込みます。
オットマン先端部に輪ゴムをセットすれば完了です。
輪ゴムはオットマンがレールから抜けてしまうのを防ぐ役割があります。


完成です!
部品数はやや多いものの、説明書も分かりやすく45分で組み立てられました。
PL800のよかった点
以下では、PL800を使用して感じた点を書いていきます。
座り心地のよさ


GTPLAYER PL800の座り心地は、長時間にわたる着座でも快適に過ごせます。
- 反発性の高い座面クッション
- 極めてフラットで広い座面
やや硬めで反発性のある座面クッションがしっかりと体重を支えてくれるので、腰・太ももの負担が少ないです。
フラット気味の座面はホールド性こそは控えめなものの、休憩時にラクな姿勢をとったりするのに適しています。
あぐらも余裕でかけるのはいいですね。
オットマンでしっかりくつろげる


GTPLAYER PL800には格納式のオットマンが内蔵しています。
リクライニング時にオットマンを使用することで、極めて快適にリラックスできます。
理由としては、きちんと横になることで身体の体重を分散できるため。
必要な時だけ引き出して使えるので、省スペースな点もメリットです。
コスパが高い


GTPLAYER PL800の価格は20,900円。
他ブランドのゲーミングチェアは30,000円~50,000円前後となかなかのお値段がします。
価格の分だけ、表皮・パーツにも高品質・高機能を詰め込んでいるものの、ゲーミングチェアに求めるものは人それぞれです。


GTPLAYER PL800はGTRACINGの商品ですので、パーツの単体の販売も可能です。
取扱いパーツや在庫の確認もできますので、購入前にジーティーレーシングサポートデスクに問い合わせるとスムーズです。
長期間でのトータルコストを抑えるならば、GTPLAYER PL800はオススメです。
安心のサポート体勢


GTPLAYER PL800はGTRACINGが販売していますので、万が一の不具合が発生したときでも安心です。
GTRACINGは日本国内にも会社があり、電話・メールによるサポートも行っています(もちろん日本語対応)。
私は以前、交換用パーツの件でサポートデスクにお世話になりましたが、的確かつ対応が早く、非常に心強かったのを覚えています。
工業製品は、どうしても不具合がつきものです。
もしものときに備えて、サポート体勢がしっかりしているブランドから購入すると、安心かつ長く使えますね。
GTPLAYER PL800の気になった点


GTPLAYER PL800は座り心地もよく、オットマンもついています。
身長164cmの私が使って感じたデメリットは『足つき性がやや悪い』こと。
とはいえ、ゲーミングチェアはどのブランドでも座面の高さが高いもの。
足つき性に不安がある方の対策としてオススメなのが『フットレストを使用する』こと。
フットレストを使えば、姿勢を安定できるため、身体への負担を減らしてくれます。
GTPLAYER PL800レビュー


GTPLAYER PL800のレビューを行います。
価格は20,900円(公式サイト価格)。
セール時はさらに安くなります。
価格バグってません?
お値段それなりのクオリティーかなと正直思っていた部分もあったけど、いい意味で裏切られました。
オットマン付き座面の豪華さであったり、金属製の脚部・PUレザー仕上げのアームレストがもたらしてくれる高級感。
肌に触れたり、目に見える部分に関しては価格以上の質感というのが素直な印象。
GTPLAYER PL800のカラーラインナップは8色。(各色在庫の確認が必要です)
豊富なカラーバリエーションから自分の好みや、部屋に合わせてから選べるのは嬉しい。
私はWHITEをチョイスしました。
素材


座面・背もたれの素材は合成皮革のPUレザー。
座面の表皮にはパンチングレザー仕上げとなっていて、座面にこもった熱を逃がすメリットがあります。
感想としては、長時間の着座でもお尻や太ももが触れる接触面の熱感がマイルドだったのは事実。
パンチングレザー加工によるサラサラの肌触りも質感高いです。
座面


座面の厚さは10cm。
座面はお尻から太ももに向かって高さが上がっている後傾タイプのシート。
後傾タイプシートのメリット
お尻、足裏に加えて太ももで体重をささえるので疲労軽減につながる
PC作業やリラックス時にはゆったり座れるので適しているといえますね。
ランバーサポート


ランバーサポートは標準装備。姿勢維持に欠かせないアイテム。


GT002付属のランバーサポートよりクッション性が高く、着座時にしっとりとしたあたりが特徴のGTPLAYER PL800のランバーサポート。
そのためランバーサポートを当てたときに腰にあたるクッション感が自然で腰痛持ちの僕でもかなり快適です。
ヘッドレスト


ヘッドレストは標準的な大きさ。
若干固めのクッションで硬い枕が好きな人にはいいと思います。
アームレスト


GTPLAYER PL800で特徴的なのが連動型アームレスト。
アームレスト自体には単体での高さ・前後・左右調整は一切ついていない仕様。
アームレスト単体での調整の代わりに、シートバックを倒すと、シートバックの角度に合わせてアームレストが連動して低くなってくれます。


休憩時、シートバックを倒したら、自然な高さにアームレストが下がってくれるので、腕を前に投げるようにアームレストに預けると本当に気持ちいい。
リラックスに特化しているモデルといえますね。
背もたれ


背もたれはバケットシート形状でホールド性もほどよい。
見た目ほど窮屈ではないのでゆったり座れる部分が気に入っています。
気になった部分としてはシートバックも表皮もパンチングレザー仕上げだったら、座面との統一感も高かったかなと思います。
座ってたら見えませんし、ランバーサポートとヘッドレストが腰と首を支えてくれますから、シートバックに密着することないから問題はないんですけどね。
ほんと好みと見た目の問題で。。。


背もたれ前面・後面にはロゴ刺繍なしでシンプルそのもの。
シートカラーと同色のパイピング加工でクオリティーも高いです。
ステッチのクオリティーも価格帯からすると上々。


GTPLAYER PL800のバックスタイルはシートバックに刺繍がないタイプなのでスッキリとした印象。
どんな部屋の雰囲気にもマッチします。


背もたれ下部にはシリンダー固定台を接続するための、背部金属接続部品やボルトがきちんとカバーで隠されていて見た目の配慮が嬉しい。


シリンダー固定台の方はボルトがむき出しになっていますね。
目につきやすい場所なので、プラスチック製のカバーで目隠しをするか、背部金属接続部品と同色の黒色ボルトにすると目立ちにくくなっていいかも。
強度自体はしっかりしているので、価格を考えると妥当だと思います。
脚部


レッグフレームは金属にメッキ加工。
加工精度も高くい高級感を高めるのに一役買ってくれています。
キャスター


キャスターはナイロン製。
キャスター色は白色で黒の樹脂カバーの組み合わせは、GTPLAYER PL800すべてのカラーバリエーションでも共通です。
キャスターむき出しタイプではなく、きちんとカバーがついているあたり質感にも配慮してあると感じる部分。
座り心地


座面の高さは10cm。
座面は後傾タイプ。
お尻に加えて太ももで体重を支えてくれるので体重が程よく分散されて、フラットな座り心地です。
使用感として2,3時間連続でデスクワークすることが多い私でも、お尻が痛いというのは皆無でした。


チェアに座っている時でもあぐらかきたくなることありませんか?
座面の奥行きや幅もゆったりと設定されているため、しっかりあぐらをかいてリフレッシュする事ができますよ。
足つき性


私の身長は164cmで高さ70cmのデスクを使用しています。
写真は座面を一番低い高さに設定。
すこしかかとが浮いてしまっています。
後傾タイプのシートで太ももが少し持ち上げられているため、比較的小柄な人の場合、椅子の高さによっては足が床に届かない場合がありますね。


足がしっかり床に着いていないと、お尻と太ももだけで体重を支えることなり疲労の原因に。
足置きを使用すると快適にチェアを使用できます。
足つき性に関しては同様の後傾シートを採用する【AKRacing Pro-X V2】と同等と感じましたので、GTPLAYER PL800特有のものではないと思います。


寝心地


リクライニング角度は140°
数字だけでは少し物足りない角度と感じましたが、リクライニングさせて休んでみると角度以上に気持ちよさを感じれます。


アームレストの形状が前下がりになっているので、リクライニングして腕を預けると自然に脱力した状態になれる。
- 後傾タイプの座面
- 連動型アームレスト
- 140°のリクライニング角度
3点の完全バランスにより、ゲームやデスクワークで疲れた身体を極楽にいざなってくれます。


背もたれのリクライニングは座面左のレバーで行います。
レバーを上げてリクライニングロックを解除したあと、任意の角度でレバーを下げてロックすれば完了。
レバーに操作図がプリントしてあるのでわかりやすいのもgood。
オットマン


私がGTPLAYER PL800で一番気に入っている部分がオットマン。
スライド式収納タイプなのでリクライニング時、必要な時だけオットマンを引き出すといった使い方ができます。
着座姿勢が続くと腰から足まわりの血流が滞って、下半身がむくみやすくなりがち。
オットマンがあると足をしっかり伸ばしてくつろぐことが可能ですので、存分にリラックスすることが可能。
デスクワーク・ゲームだけではなくテレビや読書など、より多彩に使えるのがポイント。


収納式オットマンをセットするときに、クッションとフレームの間に指を挟むと結構痛いので気を付けたいところ。


足をのばせるっていいですねー。
まとめ
今回、GTPLAYER PL800を実際にデスクワーク・ゲームで使ってみた感想です。
価格はGTRACING GT002とほぼ同等にも関わらず、座面表皮のパンチングレザー加工であったり、連動型アームレストや収納式オットマンを備えるなど、快適性も充実しているモデル。
- 前傾姿勢で作業集中したいなのであればGT002
- 長時間のデスクワークでもゆったりと快適に過ごしたいならPL800
車で例えるなら、運転を楽しむスポーツカーと長距離を快適に走るGTカーくらいの違いはあります。
僕はGTRACING GT002とGTPLAYER PL800を自宅で長期間使用しています。
それぞれにモデルに応じた思想・コンセプトが明確に出ており、同じ価格帯だから同じようなモノという僕の考え方はいい意味で裏切られましたね。。
少し気になる点もありましたが、コストを下げて幅広い消費者が納得できるいい製品を提供しようという、企業姿勢があるからこそだと思っています。
人によってチェアに求める価値観はさまざまです。
ゲームやデスクワーク・休憩などを1台で手に入れたいという人には、GTPLAYER PL800はリーズナブルにかなえてくれる間違いない1台となってくれると感じました。



