当記事はベンキュージャパン様から商品を提供いただき作成しています。
こんにちは!
りくぴいです。@rikupii_gadget
プロジェクターの大画面で動画を楽しみたいけど、設置場所やセッティングの手間を考えると面倒ですよね。
BenQ GV11は「GVシリーズ」のエントリーモデルで、軽量・コンパクトさが特長になっています。

手のひらに収まるサイズ感で持ち運びがしやすいので、自宅だけでなく友人の家・キャンプ・旅行などのお供にもピッタリです。
「GVシリーズ」独特の135°の角度調整もしっかり搭載。
投射角度を自由に調整できるため、セッティングの手間がかかりません。
BenQ GV11は、GVシリーズ中もっとも「買い」なモデルといえます。
BenQ GV11は解像度・性能面ではGV30、GV31と比較して控えめなスペックなものの、使ったときの感動度が非常に高いんですね。
- GVシリーズ中もコンパクト!そしてコンパクト!
- 135°の角度調整で天井投影がしやすい
- Android TV 10搭載でエンタメ性バツグン
- 49,800円の圧倒的なコスパ
プロジェクターに限らず、エントリーモデルは「使い勝手が悪い」と感じることがあるものです。
BenQ GV11のいいところは、上位グレード同等の良好な使い勝手と高いエンタメ性を備えていること。
解像度についてはFWVGA(854×480)でやや粗さは感じるものの、おもに壁紙や天井に投影するのであればさほど気になりません。
なにより「大画面は正義」です。
大きな画面で映画・ライブコンサートを気軽に楽しみたい人にとって、BenQ GV11は最良の相棒となってくれること間違いなしといえます。
当記事では、BenQ GV11を使って感じた良かった点、気になった点を包み隠さずレビューしていこうと思います。
BenQ GV11の特長
135°の回転で天井投影がラクラク

プロジェクターを使うための準備はもうやめにしましょう。
ベッドやソファーに寝っ転がってシアターを楽しみたいというあなたには、BenQ GV11がオススメです。
角度のあるロフト天井でも、狙ったところにビシッと映像を投影できるので、セッティングにかかるストレスがないんですね。
カンタンに使えるのも、毎日使う上で大事な要素といえますね。
コンパクト!持ち運びしやすいサイズ

BenQ GV11はコンパクト!そしてコンパクト!!
バッテリー内蔵でコンセント不要です。
つまり、家でも外でも大画面が楽しめます。

私は、お気に入りのアーティストのライブ動画を壁に投影しながら、部屋で過ごしています。
BenQ GV11はiPhoneと同等のサイズ感。
デスクの上においてもジャマにならないのがいいですね。
また、ホームパーティーでみんなで大画面をシェアできるので、みんなで大盛り上がりです。
1人で使うにもみんなで使うにも、コンパクト・軽量なサイズ感は便利と感じました。
Android TV 10搭載でさまざまコンテンツが楽しめる

Android TV 10搭載でエンタメ性能は文句なしといえるでしょう。
- Amazonプライムビデオ
- YouTube
- U-NEXT
- GYAO!
- Hulu
- TVer
- dTV など
Androidに準拠したアプリをインストールできるので、動画からゲームまでさまざまな使い方ができます。
BenQ GV11はNetflixに正式対応していないものの、別途アプリをインストールすることで視聴可能になります。
圧倒的コスパの高さ

BenQ GV11は49,800円(実勢価格)で購入できるモデルです。
性能はGV31・GV30と比較すると控えめなものの、モバイルプロジェクターのなかではスタンダード的なものです。
むしろ、低価格ながらも、上位グレード同等の良好な使い勝手と高いエンタメ性を備えているので、不満度は低いと感じました。
個人的には十分満足レベル。
壁紙で大画面をカジュアルに楽しみたいのであれば、BenQ GV11が最適といえます。
購入後の安心感の高さ

モバイルプロジェクターは安いモデルだと、1万円から販売されています。
格安モデルと有名メーカーで圧倒的に違うのが、トラブル時の対応の差です(性能も差はあります)。
万が一のトラブルの際にも、すばやく的確なサポートを受けられるので安心感も高いといえます。
GV11の気になったところ
付属リモコンにメディアコントロールのボタンがない

BenQ GV11のリモコンはボタンの数が少ないうえ、機能がボタン上に表示してあり直感的に使えます。
非常にシンプルで気に入っているものの、メディア操作ボタンがあればさらに操作しやすかったと感じました。

GV31はメディアコントロールボタンが追加されているぜ
スペック
モデル名 | BenQ GV11 |
---|---|
サイズ (W x H x D) | 113.5 x 153.3 x 140mm (本体のみ) |
重量 | 約970g (本体のみ) |
解像度 | FWVGA (854 x480ピクセル) |
明るさ(ANSIルーメン) | 200ルーメン |
コントラスト比 | 100,000:1 |
色再現性 | 約1677万色 |
スピーカー | 5W x1 |
運転音(通常/エコ) | 25/23dBA |
投写方式 | DLP方式 |
投影サイズ | 30~100インチ |
価格 | 49,800円 |
BenQ GV11 レビュー


外箱から見ていきましょう。
ざっくりGV31の約半分の大きさ。
BenQ GV11のコンパクトさは外箱からもわかります。
外観
正面 | 右側面 |
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左側面 | 後ろ |
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BenQ GV11のカラーは白色です。
丸いフォルムは親しみがわくデザインで、見るたびにホッとしますね。


本体には黄色いアクセントカラーの本革の取っ手がついており、持ち運ぶときにも便利です。


本体の操作ボタンは4個。
- 電源ボタン
- ボリュームを上げる
- ボリュームを下げる
- Bluetooth スピーカーモード
操作に関するアイコンが表示してあるので、分かりやすいですね。


本体とスタンドはマグネットでくっつくいており、独自の回転機構により135°の角度調節が可能です。
付属品


「BenQ GV11」の付属品は以下のとおりです。
- リモコン
- 単4電池×2
- 電源アダプター
- 電源プラグ(3種類)
- Android TVのワイヤレスドングル
- クイックスタートガイド
- 保証書
- 専用キャリーバッグ
アダプターのサイズも小さいため、コンセント周りもスッキリ使えます。


BenQ GV11はキャリーバッグが付属。
生地はファブリック調で、黄色いポイントカラーでおしゃれなので気に入っています。


サイズ感が絶妙かつクッション材も配してあるので、私は普段ミラーレスカメラを持ち運ぶのに使っていますよ。
サイズ




サイズはスタンドにセットした状態で、113.5 x 165 x 140mm 。(実測値)


手のひらには収まりませんが、私の手がすっぽりと被さってしまうサイズ感です。
デスクの上に置いても、圧迫感がないですね。
重量


重量は実測で985gでした。
入力端子


BenQ GV11の前面部の入力インターフェースは以下のとおりです。
- HDMI
- オーディオ出力 (3.5mm)
- USB Type-A
一般的な入力端子は搭載してあるので、使い勝手の面の不便さは感じません。
HDMI端子を使った接続で、さまざまな楽しみ方ができるので紹介します。
PS5・Nintendo Switchなどのコンソール機の接続


BenQ GV11とゲーム機をHDMI接続すれば、大画面でゲームが楽しめます。
スプラトゥーンなどの動きの早いアクションでも遅延を感じず快適にプレイできるのは優秀。
ホームパーティーで桃鉄などのボードゲームなどは、盛り上がること間違いなしです。
Amazon Fire TV Stickとの接続


Chromecast ・Amazon Fire TV Stick・Apple TVも、HDMI接続可能です。
うちでは妻がAmazon Fire TV Stickを使って、韓国ドラマを観ています(使い慣れているリモコンがいいみたい)。
ただし、Amazon Fire TV Stick・Apple TVについてはコンセントが一つ必要になります。
画質


BenQ GV11の解像度はFWVGA(854×480)です。
名称 | 解像度(横×縦) | 画素数 |
フルHD | 1,920×1080 | 2,073,600 |
HD | 1,280×720 | 921,600 |
FWVGA | 854×480 | 409,920 |
解像度自体は高くないため、至近距離で観ると映像の荒さを感じてしまうのも事実。
1.5~2mほど視聴距離をとると、画像の荒さを感じることもなく快適に視聴できます。
私は、毎日寝室でGV31を使ってシアターを楽しんでいます。
じつは画質はそれほど期待していなかったので、画質のよさにはビックリしているのが正直な本音です。


画質のよさは解像度の数値だけではありません。
BenQ GV11のコントラスト比100,000:1と高いのが特徴です。
ズッシリと沈み込んだ黒の表現ができるぶん、色鮮やかな映像が楽しめるんですね。
- 映画での暗いシーン
- ライブコンサート
圧倒的な没入感の高さを得られるので、お気に入りのコンテンツもしっかりと楽しめます。
明るさは200ANSIルーメン
日中・明るめの照明


夕方・カーテン使用


夜・暗室


モバイルプロジェクターはコンパクトで軽量ですが、高輝度の据え置き型プロジェクターと比べると明るさが制限されています。
BenQ GV11は日中の明るい環境や直射光下では映像が見にくいものの、カーテンを閉めると快適に映像を視聴できました。
暗い環境や夜間には十分な明るさです。
バッテリー駆動時は若干明るさが落ちてしまうので、明るさが欲しい時はコンセント接続がオススメです。
音質


BenQ GV11は5W出力スピーカーを内蔵しています。
低音は控えめながらも音の厚みはしっかりしており、聴き心地がいいですね。
270°treVoloスピーカーで音の広がりはしっかりしています。
270°にわたって音が広がるので、本体を正面だけでなく横に置いた場合でも、セリフやボーカルの声も聞き取りやすいです。
YouTube視聴に便利なミラーリング対応


ミラーリングとは、スマホで見ているYouTube、写真、動画をボタン一つでプロジェクターに映せる機能です。
使い慣れているスマホとの連携がカンタンなので、気軽にみんなで大画面をシェアできます。
BenQ スマートコントロール


BenQ GV11はスマホアプリ「BenQ スマートコントロール」に対応しています。
スマホにアプリをインストールすると、リモコン代わりに使えるんですね。
使いやすいインターフェースで直感的に使えて便利。
バッテリーの持ち
BenQ GV11はバッテリー内蔵で、コンセントがなくても映画160分間、音楽240分間ノンストップで楽しめます。
バッテリー残量の確認は、電源ボタンをすばやく2回押します。
バッテリー残量 | 電源インジゲーター表示 |
60%~ 100% | 緑 – 2 回点滅 |
21%~ 59% | オレンジ色 – 2 回点滅 |
0%~ 20% | 赤 – 2 回点滅 |
自宅内で使う場合も、コンセントの場所や延長コードを気にする必要はありません。
プロジェクターの置き方
BenQ GV11は水平補正に対応していないため、壁に対して斜めに投影すると画像が歪んでしまいます。
ポイントとしては投影面に対して、正面から投影すると快適に映像が楽しめます。
ピントは手動調整


BenQ GV11は台形補正を自動で行ってくれるため、壁・角度のある天井でも「置くだけ」で準備オッケーです。
ピント調整については手動なので、本体横のダイヤルを回してください。
手動と聞くと面倒なイメージはあったものの、ピント合わせは視聴中に何回も行うものではないんですね。
オートフォーカスに慣れている私でもカンタンに調整できました。
Netflixを視聴方法
BenQ GV11でNetflixを視聴する方法は下記3つです。
1. 本体にApps Managerをインストールする
- プロジェクターの Google Playストアから「Apps Manager」をダウンロード
- 「Netflix」アプリを「Apps Manager」からダウンロードします
- すべてのNetflixアクセスを許可します
- Netflixアプリを操作するには、スマホの「BenQ Smart Control アプリ」を使用
2. ワイヤレスでキャストする
パソコン(Windows/Chrome/MacOS)のChromeブラウザを使ってNetflixをストリーミング再生し、プロジェクターにワイヤレスでキャストします。
※Netflix著作権保護の関係により、モバイル端末からのミラーリングには対応していません。プロジェクターのWireless Projectionアプリを起動して確認してください。
3. Netflix対応デバイスをHDMIで接続する
Apple TV/Amazon Fire TV /ゲーム機/パソコンなどをプロジェクターとHDMIで接続し再生します。
各モデルとの比較
モデル | GV11 | GV30 | GV31 |
---|---|---|---|
特徴 | エントリーモデル | スタンダードモデル | ハイエンドモデル |
サイズ | 113.5 x 153.3 x 140mm | 120 x 196 x 185 mm | 131.3 x 203.2 x 191.4 mm |
重量 | 約970g | 約1,600g | 約1,700g |
明るさ | 200 ANSIルーメン | 300 ANSIルーメン | 300 ANSIルーメン |
解像度 | (854×480) | FWVGA(1,280×720) | HD (1,920×1,080) | フルHD
ピント調整 | 手動 | 自動 | 自動 |
スピーカー | 5W x1 | 4Wx2 8W(ウーファー) 合計16W | 4Wx2 8W(ウーファー) 合計16W |
端子 | ・HDMI ・USB-A | ・HDMI ・USB-C (PD入力) | ・HDMI ・USB-A ・USB-C (PD入力) |
Andorid TV | ○ | ○ | ○ Netflix対応 |
最長駆動時間 (動画/音楽) | 2.5時間/4時間 | 2.5時間/4時間 | 3時間/5時間 |
キャリングケース | ○ | ○ | × |
価格 (実勢価格) | 49,800円 | 79,800円 | 99,800円 |
GV11 製品ページ | GV30 製品ページ | GV31 製品ページ |
各モデルの違いは以下の通り
- サイズ
- 解像度
- スピーカー
- Netflixに正式対応
GV31はフルHDの解像度できれいな映像を楽しめる上に、Netflixに正式対応しているため付属のリモコンでも操作可能です。
価格も抑えつつ、映像と音質にこだわりたい方にはGV30がオススメ。
HD画質で映像もキメもしっかりしていますし、16W出力のサブウーハー内蔵2.1chスピーカーは動画の臨場感が非常に高いです。
BenQ GV11は49,800円と価格を抑えたエントリーモデル
価格なりにスペックは抑えてあるものの、135°の回転による天井投影のしやすさ・エンタメ性は上級グレードと同等。
コスパ優先であればBenQ GV11は、最も満足感が高いと感じます。
保証について
BenQ GV11の保証期間は1年です。
(光源ランプの保証期間は、購入日から起算して満3ヵ月又は500時間使用のいずれか一方に達するまで)
サポートを受けるには、購入したモデル名を記載して、以下3点の写真をメールに添付してください。
製品保証書 | クイックスタートガイドと梱包されており ユーザー登録ハガキと対になっています |
購入証明書 | 購入日、購入店、型番の記載がある書類 例)レシートや領収書、納品書、購入明細書など |
シリアル番号 | 台座の底面のラベル内に記載 シリアル番号(S/N~、※13桁前後) |
迅速に対応してもらえるので、万が一のときも安心です。
まとめ
私はGV30・GV31を購入して使っているので、それぞれのモデルのメリットやデメリットもわかります。
BenQ GV11はスペックが抑えてあり、あくまでエントリーモデルという位置づけなものの、プロジェクターとしての基本性能が高いんですね。
BenQ GV11のここがオススメ!
- 三脚不要でで天井がカンタン
- 高いエンタメ性
- 持ち運びしやすいサイズ感
- 性能とコスパとのバランスがよい
解像度などの数字では表すことのできない、使い勝手のよさがBenQ GV11にはしっかり詰まっています。
49,800円というコスパの高さもいいですよね。
大画面をひとりでゆっくり楽しむのもよし。
家族・パートナーと好きな動画を観ながら楽しいひと時を共にする。
BenQ GV11があると、自宅時間をよりよいものにしてくれますよ。





