こんにちは！
りくぴいです。@rikupii_gadget
今回のレビューはAnker 535 Power Bank （PowerCore 20000）。
容量は20,000mAh。
モバイルバッテリーの容量まとめ。
- 持ち運びに最適なサイズの5000mAh
- 容量とサイズの好バランスな10000mAh
- 圧倒的な容量で安心感のある20000mAh
ノートパソコンの充電に使用するモバイルバッテリーは大容量で、容量に比例してサイズ・重量もかさみがちです。
Anker 535 Power Bank（PowerCore 20000）は、USB PD出力最大30Wにより、MacBook Airの充電にも十分に対応できる出力を兼ね備えているのがポイント。
MacBook純正充電器の出力。
- MacBook Air・・・ 30W
- MacBook Pro（8コアCPU）・・・61W・67W
- MacBook Pro（10コアCPU）・・・96W
Anker 535 Power Bank（PowerCore 20000）の本体の薄さは【19mm】。
350gという軽い本体重量もあいまって、カバンに入れても邪魔にならず持ち運びしやすいのが特長です。
持ち歩くのが楽しみになる、5色のカラーラインナップと高いデザイン性。
20,000mAh容量ながら、モバイルバッテリー本体の充電時間は4時間未満（30W充電器使用時）。
忙しい日常でも、テンポよく使えるのが気に入っています。
消費電力が高いノートパソコンの充電には力不足感は否めないものの、MacBook AirやiPhoneの充電を気軽にどこでも充電したいという人は、オススメのモバイルバッテリーとなっています。
今回はAnker 535 Power Bank（PowerCore 20000）を使用した私が、使ってみてのメリット・デメリットを多くの写真とともにお伝えしますので、参考にしていただけると幸いです。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 30W出力 本体の充電は4時間 【19mm】でスリム 質感の高いデザイン 安全性の高さ | 複数ポート出力が24W 本体底面は汚れが目立つ |
この記事はアンカー・ジャパン株式会社様より商品を貸与いただき、作成しています。
Anker 535 Power Bank (PowerCore 20000)の特長
30W出力でMacBook Air の充電も可能
Anker 535 Power Bank （PowerCore 20000）は、MacBook Air等のノートパソコンの充電が可能な、USB PD出力最大30Wを備えています。
外出先でもコンセントの有無を問わずノートパソコンの充電ができる使い勝手の良さが特徴。
各デバイスの充電出力の計測
実際にデバイスの充電をおこない、充電出力の実測値を測定してみました。
MacBook Air の充電出力計測
MacBook Airの充電出力は実測値で28.7Wでした。
iPhone12の充電出力計測
続いてiPhone12の充電出力は実測値で16.6W。
Nintendo Switchの充電出力計測
USB-Aポートを使用してNintendo Switchの充電出力を計測です。
実測値は7.3W。
パススルー充電は非対応
Anker 535 Power Bank (PowerCore 20000)はパススルー充電には非対応になっています。
本体に充電しながら出力ポートの充電出力を計測しましたが、測定不可でした。
20,000mAhはスマホ4回分の充電容量
Anker 535 Power Bank （PowerCore 20000）の充電容量は20,000mAh。
さまざまなデバイスを複数回にわたって充電できるため、災害時の予備バッテリーとして備えておいても安心な容量です。
機種別バッテリー容量
| スマートフォン機種 | バッテリー容量 |
| iPhone 8 Plus | 2,691mAh |
| iPhone X | 2,716mAh |
| iPhone 11 Pro Max | 3,969mAh |
| iPhone 12 Pro Max | 3,687mAh |
| iPhone 13 Pro Max | 4,352mAh |
| Galaxy S20 | 4,000mAh |
| Galaxy S21 | 4,800mAh |
| Galaxy S22 Ultra | 5,000mAh |
| Galaxy Z Fold4 | 4,400mAh |
| Galaxy Note10 | 3,500mAh |
| Galaxy Note10+ | 4,300mAh |
| Galaxy A53 5G | 5,000mAh |
| タブレット機種 | |
| 11インチiPad Pro （第2世代） | 7,538mAh |
| 12.9インチiPad Pro （第4世代） | 9,720mAh |
| ゲーム機本体 | |
| Nintendo Switch (従来・有機ELモデル) | 4,310mAh |
| Nintendo Switch Lite | 3,570mAh |
充電回数についてはiPhone14であれば4回分の充電容量で、普段の充電にも十分といえます（機種にもよる）。
MacBook Airへの充電検証
MacBook Airのバッテリー残量0の状態から何分で満充電できるか検証してみました。
2時間22分で満充電後、Anker 535 Power Bank （PowerCore 20000）の、バッテリー残量はLED表示1個の0%〜25%を表示。
MacBook Air1回以上充電できる容量を確保しているといえます。
インジゲーター表示
インジゲーターは電源ボタン内に配置されており、白色のLED発色もよく視認性も良好です。
低電流モード搭載でイヤホンの充電もしっかり充電
電源ボタンを2回押すことによって、低電流モードに切り替わります。
ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチは低電流モードで充電すると、安全かつ確実に充電できるため安心です。
30W入力で本体の充電は4時間未満
Anker 535 Power Bank （PowerCore 20000）のメリットの一つに、モバイルバッテリー本体への充電の早さがあげられます。
20,000mAhの大容量ながら、30W入力に対応させることで本体の充電時間は4時間未満となっており、モバイルバッテリーの使用頻度が多い場合でも安心して使うことが可能。
モバイルバッテリー本体への充電出力実測値は30W。
カタログ値どおりしっかり充電できていました。
20,000mAh容量のモバイルバッテリー本体の充電時間。
- 出力10w以上充電器 約10～11時間
- PD対応の急速充電器 約2～6.5時間
上記の表からもAnker 535 Power Bank （PowerCore 20000）本体の充電時間は早い部類に入るといえます。
圧倒的スリム！厚さ約2cmのデザイン
Anker 535 Power Bank （PowerCore 20000）は厚さ19mmと非常にスリムです。
デスクの上に置いたときの圧迫感がないうえに、カバンに入れた時もかさばることがないので持ち運びに適しているといえます。
| iPhone12とのサイズ比較 | iPhone12との厚さ比較 |
 |  |
iPhone12と比較すると、サイズに関しては同じくらいです。
更なる安全性の向上
Anker モバイルバッテリー・USB急速充電器は、MultiProtect （多重保護機能）を設けています。
常にモバイルバッテリーの状態を監視しており、長時間使用しても安全に使用できる仕様。
11の保護機能にくわえて、Anker 535 Power Bank （PowerCore 20000）ではアクティブシールド2.0による、1秒間に35回、1日で300万回のバッテリー温度監視機能を装備。
キメ細かくバッテリーの温度をモニタリングすることで、充電時のデバイスバッテリー発熱を抑えるため長時間使用しても安心だといえます。
質感も高い本体デザイン
モバイルバッテリーは実用性が重視されて、デザインが優ているモデルは少ないのが実情です。
Anker 535 Power Bank （PowerCore 20000）表面には、透明感のある塗装が施されており質感が非常に高いのが特長。
自分の好きな色であったり、デバイスと色をあわせたりさまざまな楽しみ方を味わえます。
ライトカラーは底面部の汚れがやや目立ちます。
充電ケーブルと色をあわせたりするのもおしゃれでいいですね。
デメリットは同時充電時の合計最大出力24W
Anker 535 Power Bank （PowerCore 20000）のデメリットは複数同時充電の合計最大出力が24Wな点。
24Wを2台もしくは3台のデバイスで分け合うことになるので、組み合わせるデバイスよっては出力不足になります。
3台同時充電出力を計測
| iPhone12 12.5W |  |
| Nintendo Switch 9.6W |  |
| ワイヤレスイヤホン 1.0W |  |
3台同時充電時の合計出力は実測で23.1Wでした。
低電力のデバイスを組み合わせると問題ないといえます。
2台同時充電出力を計測
| MacBook Air 14.4W |  |
| iPhone12 11.8W |  |
台同時充電時の合計出力は実測で26.2W。
iPhone12の充電はしっかり行われていますが、MacBook Airへの充電出力は14.4Wと低い結果となりました。
さまざまなデバイスをパワフルに充電するのであれば、USB PD出力最大65Wを備えたAnker 537 Power Bank （PowerCore 24000, 65W）が安心。
同時充電をあまり使用しないのであれば、Anker 535 Power Bank （PowerCore 20000）がサイズ・重量・価格の面で有利になります。
スペック
| モデル名 | Anker 535 Power Bank (PowerCore 20000) |
| 容量 | 20,000mAh |
| サイズ | 158 x 74 x 19mm |
| 重量 | 350g |
| カラー | ブラック・ホワイト・ブルー・グリーン・パープル |
| 入力 | USB-C 1/2 5V=3A / 9V=3A / 12V=1.5A / 15V=2A / 20V=1.5A （最大30W） |
| 出力 | USB-C 1 / 2 出力 5V=3A / 9V=3A / 12V=1.5A / 15V=2A / 20V=1.5A (最大 30W) USB-A 5V=3A / 9V=2A / 12V=1.5A (最大 18W) |
| PD充電 | ○ |
| 3台同時充電 | ○ |
| パススルー充電 | × |
| 価格 | 9,990円 |
カラーラインナップ
| ブラック | ホワイト | ブルー | グリーン | パープル |
 |  |  |  |  |
サイズ
| 正面 | 底面 |
 |  |
| サイド | ポート面 |
 |  |
サイズは158 x 74 x 19mm。
重量は実測で353gでした。
付属品
- 収納ポーチ
- USB-C & USB-C ケーブル (0.6m)
- 取扱説明書
同スペックモバイルバッテリーとの比較
| 商品 | 容量 | ポート | 価格/評価 | サイズ | 重量 | バッテリー残量表示 | PD充電 | 同時充電 | パススルー充電 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Anker 535 Power Bank (PowerCore 20000)   | 20,000mAh | USB-C×2 (入力30W) USB-A×1 出力30W (USB-C単ポート利用時) 出力24W (複数ポート利用時) | 9,990円/ 評価4.3 | 158 x 74 x 19mm | 350g | LEDランプ表示/ 4段階表示 | ○ | 3台 | × |
| Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W)  | 24,000mAh | USB-C1入力 （入力最大30W） USB-C1 / 2 出力（出力最大65W） USB-A 出力（最大22.5W） | 11,490円/ 評価4.5 | 160 x 85 x 26.5 mm | 500g | LEDランプ表示/ 4段階表示 | ○ | 3台 | × |
【ZENDURE】SuperTank S4 | 19,200mAh | USB-C （入力65W）（出力100W） USB-A 1（出力18W） USB-A 2 （出力12W） | 12,800円 | 142 × 82 × 26.8 mm | 377g | LEDディスプレイ/ 0％～100％数値表示 | ○ | 3台 | ○ |
ノートパソコンに充電が可能な出力を備えるモバイルバッテリーで比較です。
Anker 537 Power Bank(PowerCore 24000, 65W) は最大65Wの出力が可能で、MacBook Pro（8コアCPU）モデルであれば充電可能なスペックを備えており、デバイスの同時充電を多用する人にはオススメなモデルだといえます。
【ZENDURE】SuperTank S4は最大出力100Wでハイスペックなノートパソコンの充電も可能。入力には最大65W入力に対応ししており、19,200mAh容量を1.5mAhで満充電させてしまうモンスターぶりを発揮。
価格はやや高いですが、スペックを求める人にはぜひ使っていただきたいモバイルバッテリーです。
Anker 535 Power Bank(PowerCore 20000)は、最大30Wの出力を備えていますので、MacBook Airなど比較的消費電力の低いノートパソコンの充電が可能。
最大30W入力対応でモバイルバッテリー本体の充電時間を4時間未満行えるので、使い勝手も向上しています。
複数ポート充電時の合計最大出力が24Wとやや低いものの、その分価格もしっかり押さえられていて9,990円とリーズナブルな価格につながっています。
品質・保証
保証については24か月の製品保証がついています。
Anker Japan 公式サイト会員に登録すると、保証期間が30か月に自動延長されるので忘れずに行いましょう。
延長保証の対象者・対象商品。
- Anker Japan 公式サイト会員
- 2020年1月1日以降に正規販売店で購入した商品
正規販売店とは？
- Anker Japan公式サイト / Anker Japan 公式アプリ
- Anker Store / Anker Store Select
- Amazon.co.jp / 楽天市場 / PayPay モール / Yahoo! ショッピング / au PAY マーケット
- 一部家電量販店 / その他専門店やバラエティストア等
- auショップ / au Online Shop
延長保証の注意点としては上記2点を満たしている必要があるので注意してください。
延長保証終了後、2か月以内に製品に不具合が生じた場合はカスタマーセンターに連絡すると、Anker Japan 公式サイトおよびAnker Japan 公式アプリで使える、20％OFFクーポンがもらえるのもポイント。（クーポン期限は問い合わせ次月末まで）
またAnker公式サイトではチャットでの問い合わせが可能になっています。（チャット対応は平日9時から17時まで）
製品についてわからないことがあれば気軽に聞けるので購入前も安心ですね
まとめ
今回は、Anker 535 Power Bank （PowerCore 20000）をレビューしました。
印象としては【サイズ・性能・容量のバランスが高い】。
サイズがiPhone12と同等ながら重量が350gと軽量なので、カバンに入れておけば重さを感じることなく持ち運びしやすいのが印象的でした。
Anker 535 Power Bank （PowerCore 20000）の購入に向いている人
- MacBook Air の充電もしたい
- 本体への充電時間は早いのがいい
- スリムなモバイルバッテリーが好み
- おしゃれなモバイルバッテリーが欲しい
Anker 535 Power Bank （PowerCore 20000）は、MacBook Air が充電可能なUSB PD出力最大30Wを備えており、本体への充電も30W入力な点など、機能性が高いのが特長。
薄くてコスパがよい、MacBook Airの充電可能なモバイルバッテリーを探している人には、Anker 535 Power Bank （PowerCore 20000）がオススメ！
