Anker PowerCore Slim 10000レビュー!安い・スリム・大容量のおすすめモバイルバッテリー

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こんにちは!

りくぴいです。@rikupii_gadget

今回はAnker PowerCore Slim 10000をレビュー。

容量は10000mAh。

Anker PowerCore Slim 10000の写真

大人気モデル、Anker PowerCore 10000のスリム版となります。

モバイルバッテリーの容量まとめ。

  • 持ち運びに最適なサイズの5000mAh
  • 容量とサイズの好バランスな10000mAh
  • 圧倒的な容量で安心感のある20000mAh


容量を大きくすればするほどサイズと重量も増えるモバイルバッテリー。

スマートフォンを約2回分の充電できる10000mAhのモバイルバッテリーは、サイズとのバランスのよさがポイントで高い人気があります。

Anker PowerCore Slim 10000のメリットは14mmという本体の薄さ

本体の角は丸みを帯びているため、ポケットやカバンにひっかかりにくくスムーズに出し入れ可能。

使い勝手も非常によいです。

フルスピード充電に対応したPowerIQを搭載しており、充電スピードも早いので普段づかいにも十分。

安全性については、MultiProtect (多重保護機能)を搭載。

サージプロテクターや温度管理、ショート防止など、11の保護機能が機器をつねに監視しており、長時間でも安心して使えるのもポイントになっています。

  • 2台同時充電
  • パススルー充電
  • PD充電

上記の機能は非対応ですが、モバイルバッテリーの基本性能はしっかりしているため、モバイルバッテリーに価格・容量・薄さを求める人にはオススメのモバイルバッテリーです。

今回はAnker PowerCore Slim 10000を長期間使用した私が、使ってみて良かった点・気になった点を多くの写真とともにお伝えしますので、参考にしていただけると幸いです。


スクロールできます
メリットデメリット
3,590円でコスパよい
【14mm】圧倒的薄さ
高級感のある本体表面
PowerIQで充電もはやい
PD非対応
2台同時充電非対応
パススルー充電非対応
サイズが大きい



もくじ

Anker PowerCore Slim 10000の特長


1. 大容量で3,590円のコスパのよさ

本体全体写真

Anker製品は純正品と同じ性能をもちつつ、リーズナブルな価格設定でさまざまなニーズのユーザーにも受け入れやすくなっています。

粗悪なノーブランドメーカーにはない品質の高さ・保証内容の充実さが特長。


Anker 523 Power Bank (PowerCore 10000)との比較図解

後継モデルのAnker 523 Power Bank (PowerCore 10000)と比較。

ポイントはPD充電非対応の仕様にすることで、より求めやすい価格に設定してある点。


2. 【14mm】圧倒的薄さ

厚さは14mm

Anker PowerCore Slim 10000の最大の特長といえば14mmの薄さ。

本体に厚みがあると、モバイルバッテリーをポケットに入れたときに膨らみがち。

14mmの薄さはポケットやカバンの内ポケットにもきれいに収まるため、外出時でもスマートに持ち運ぶことが可能になっています。


Phone12と重ね持ち

iPhone12と重ね持ちしました。

横幅はあるものの、側面がなだらかに仕上げてあるため手のなじみが非常によく、重ね持ちもしやすいといえます。


3. 【11の保護機能】でデバイスに優しい

11の保護機能

モバイルバッテリーを使うときに気になるのが安全性です。

Anker モバイルバッテリー・USB急速充電器は、MultiProtect (多重保護機能)を設けています。

常にモバイルバッテリーの状態を監視しており、長時間使用しても安全に使用できる仕様


4. マット素材による高級感ある本体

Anker PowerCore Slim 10000のマット加工表面

Anker PowerCore Slim 10000の表面はマット加工が施してあるため、指紋やよごれが目立ちにくく普段づかいにおいても気を使わなくて済むのがメリット。

プラスチッキーな素材にありがちな安い質感もなく、持っていても所有感が高いです。


裏面はサラサラのプラスチック素材

裏面においては表面のようなマット加工はなく、サラサラの素材になっています。


5. PowerIQでフルスピード充電可能

USB-A端子部

Anker PowerCore Slim 10000はPD急速充電には対応していません。

デバイスを急速に充電させたい時はやや物足りないですが、PowerIQにより普段づかいにおいて使う分には十分な充電スピードです。

PowerIQは、Anker独自の急速充電テクノロジーで、AnkerのモバイルバッテリーやUSB急速充電器に搭載されています。このテクノロジーのスマートな点は、iPhoneやGalaxy、Kindleをはじめ、ほぼ全てのスマートフォンやタブレット等に対応できるように設計されているところ。PowerIQを搭載したモバイルバッテリーやUSB充電器にはスマート充電チップが組み込まれており、このチップが接続された機器を即座に認識し、その機器に適した最大のスピードでの急速充電を可能にしています。

Anker独自の急速充電テクノロジーPowerIQ (ankerjapan.com)
PowerIQ説明略図


インジゲーター表示

インジゲーターの写真

インジゲーターは電源ボタン内に配置されており、青色のLED発色もよく視認性もよいです。


インジゲータ表示バッテリー残容量
●〇〇〇25%
●●〇〇50%
●●●〇75%
●●●●100%


低電流モード搭載でイヤホンの充電もOK

低電流モードでの点灯写真

電源ボタンを2回押すことによって、低電流モードに切り替わります。


ワイヤレスイヤホンを充電している写真

ワイヤレスイヤホン・スマートウォッチなどの小型デバイスを充電する際には、低電流モード切り替えることで、安全かつしっかり充電可能です。


iPhone12の充電出力を測定

Phone12の充電出力測定

iPhone12の充電出力を測定しました。

実測値で11.1W。


充電量の測定(iPhone12バッテリー残量10%から開始)

出力の異なるモバイルバッテリーで30分でどれだけ充電されるか実験。

グラフからも分かる通り、PD対応急速充電はデバイスを短時間で充電できる点が強みです。

では、PowerIQによる充電が遅いのかというと決してそうではなく、30分でiPhone12とのバッテリー残量を10%から49%まで充電できているので、普段づかいには十分といえます。


Nintendo Switchの充電出力を測定

Nintendo Switchの充電出力は9.3Wでした。


2台同時充電・パススルー充電はできない仕様

モバイルバッテリー本体とiPhone12

Anker PowerCore Slim 10000の出力ポートは、1つのため2台同時充電は不可能です。


パススルー充電は不可能

パススルー充電機能も実際に試しましたが、充電できませんでした。

リーズナブルな価格にするために、機能は必要最低限となっています。



デメリットはサイズの大きさ

Anker PowerCore 10000とのサイズの比較Anker PowerCore 10000の厚みの比較

同スペックのAnker PowerCore 10000と並べて比較。

Anker PowerCore Slim 10000のデメリットは14mmの薄さを手に入れるかわりにサイズがやや大きいことです。

ただ、実際につかってみるとサイズが少し大きくても、本体が薄いのでポケットやカバンがふくらまないので使い勝手としては非常に優れていると感じました。

Anker PowerCore Slim 10000は、けっしてコンパクトではありませんが、モバイルバッテリーに薄さを求める人には最適なモデルといえますね。


スペック

モデル名Anker PowerCore Slim 10000
容量10,000mAh
サイズ149 x 68 x 14 mm
重量206g
入力Micro USB
USB-A(入力10W)
出力USB-A(出力12W)
PD充電×
2台同時充電×
パススルー充電×
価格3,590円


サイズ

正面右サイド・左サイド
正面からの画像サイドからの画像
裏面ポート面
裏面の画像ポート面の画像

サイズは149 x 68 x 14 mm。


iPhone12とのサイズ比較写真

iPhone12とほぼ同じ大きさになっています。


重量測定

重量は実測で211gでした。


同スペックモバイルバッテリーと比較

スクロールできます
商品容量ポート価格/評価サイズ重量PD充電2台同時充電パススルー充電
Anker PowerCore Slim 10000
10000mAhMicro USB  USB-A(入力10W)

USB-A(出力12W)
3,590円/

評価4.3
149 x 68 x 14 mm206g×××
Anker 523 Power Bank (PowerCore 10000)
10000mAhUSB-C (入力18W)

USB-Aポート単体(出力22.5W)
USB-Cポート単体(出力20W)

2ポート同時(出力18W)
4,690円/

評価4.3
153 x 72 x 16mm250g×
Anker PowerCore 10000
10000mAhMicro USB (入力10W)

USB-A (出力12W)
3,490円/

評価4.3
92×60×22mm180g ×××
各製品の比較

Anker不動のベストセラーモデル、Anker PowerCore 10000は、価格とサイズのバランスがよいのがポイント。

Anker 523 Power Bank (PowerCore 10000)Anker PowerCore Slim 10000の後継モデルだけあって、PD対応急速充電と2台同時充電に対応しているため、充電をより早くしたい人に向いています。

Anker PowerCore Slim 10000の機能的な違いはPD急速充電と2台同時充電に対応していない点。

そのぶん価格はしっかり押さえられていており、10000mAh容量で3,590円というリーズナブルな価格を実現しています。

さらに本体も【14mmの薄さ】で3機種のなかで、もっとも最薄になっている点も見逃せないポイントですね。


品質・保証

保証については18か月の製品保証がついています。

Anker Japan 公式サイト会員を対象に保証期間が24か月に自動延長されるので忘れずに行いましょう。

延長保証の対象者・対象商品。

延長保証の対象者・対象商品。

  • Anker Japan 公式サイト会員
  • 2020年1月1日以降に正規販売店で購入した商品


正規販売店とは?

  • Anker Japan公式サイト / Anker Japan 公式アプリ
  • Anker Store / Anker Store Select
  • Amazon.co.jp / 楽天市場 / PayPay モール / Yahoo! ショッピング / au PAY マーケット
  • 一部家電量販店 / その他専門店やバラエティストア等 
  • auショップ / au Online Shop

延長保証の注意点としては上記2点を満たしている必要があるので注意してください。

延長保証終了後、2か月以内に製品に不具合が生じた場合はカスタマーセンターに連絡すると、Anker Japan 公式サイトおよびAnker Japan 公式アプリで使える、20%OFFクーポンがもらえるのもポイント。(クーポン期限は問い合わせ次月末まで)

またAnker公式サイトではチャットでの問い合わせが可能になっています。(チャット対応は平日9時から17時まで)

製品についてわからないことがあれば気軽に聞けるので購入前も安心ですね。


まとめ

今回はAnker PowerCore Slim 10000をレビューしてきました。

印象としては【安い・スリム・大容量】

シンプルなデザインで高級感のあるマットな表面加工に、厚さ14mmという薄さで、ポケットに入れやすいのもGood!

Anker PowerCore Slim 10000を購入するメリット

  • 大容量で3,590円のコスパのよさ
  • 【14mm】圧倒的薄さ
  • 11の保護機能でデバイスに優しい
  • マット素材による高級感ある本体
  • PowerIQでフルスピード充電可能

サイズについては好みが分かれるところです。

ただ、iPhone12と同等サイズ・14mmの薄さであることを考えると、個人的には許容範囲と感じます。

機能については最低限に抑えられた仕様にすることで、10000mAhの容量ながら3,590円というリーズナブル価格になっています。

デザインも安全性もしっかり欲しいという欲張りな人にも、満足できるオススメのモバイルバッテリーといえるでしょう。



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