驚くほどスリムなのにPD対応で充電もはやい!Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wレビュー!

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こんにちは!

りくぴいです。@rikupii_gadget

さまざまなサイズ・容量の種類があるモバイルバッテリー。

デバイスの進化により、モバイルバッテリーにも高い性能が求められています。

今回、レビューする商品はAnker PowerCore 10000 PD Redux 25W

 PowerCore 10000 PD Redux 25Wイメージ図

低価格ながら入出力ともにPDに対応しているため、充電時間が非常に早くスマートフォンヘビーユーザー・出張・旅行にもストレスなく使用できるのが特徴。

モバイルバッテリーの容量まとめ。

  • 持ち運びに最適なな5000mAh
  • 容量とサイズの好バランスな10000mAh
  • 圧倒的な容量で安心感のある20000mAh

私はiPhone12で使用しています。

充電出力がiPhoneで最大20Wと高いので、ちょっとしたスキマ時間に充電してもしっかり充電できているため、使い勝手が非常に高いです。

Galaxyなどの対応機種には最大25Wという圧倒的なスピードで充電できる、PPS(Programmable Power Supply)規格があるのもポイント。

PPS(Programmable Power Supply)とは

  • スマートフォン電力供給時の出力電圧と電流を20mV・50mA刻みに最適化し、発熱を抑えてムダなく最短時間で充電できる機能

モバイルバッテリーは持ち歩きが前提ですので、コンパクトなサイズ・軽量さが求められます。

10000mAh容量ながら194gと缶コーヒー1本分と同等で、52mm幅のスリムなボディーは手に収まりやすく、カバンにも入れてもジャマになりません。

安全性については、MultiProtect (多重保護機能)を搭載。

サージプロテクターや温度管理、ショート防止など、11の保護機能が機器をつねに監視。

パススルー充電には対応していないものの、18W出力のPD対応充電器を使用時はモバイルバッテリー本体の充電は約3時間で不便さは感じませんでした。

高速充電・2台同時充電・低電流充電などの機能を搭載しているため、【あらゆるデバイスの充電をすばやく行う】という、付加価値を備え持った実力派のモバイルバッテリーになっています。

今回はAnker PowerCore 10000 PD Redux 25Wを長期間使用した私が、使ってみてよかった点・気になった点を多くの写真とともにお伝えしますので、参考にしていただけると幸いです。


スクロールできます
メリットデメリット
PD・PPS対応で充電がはやい
コンパクトなサイズ
機能のわりに価格が安い
10000mAhのバッテリー容量
パススルー充電に非対応
重ね持ちしづらい厚み


もくじ

Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wの特長

  • PD・PPS対応でiPhone・Galaxyも最速充電
  • PowerIQ 3.0搭載で他デバイスもパワフル充電
  • 10000mAhはスマートフォン2回分の充電容量
  • 11の保護機能による安全性の高さ
  • シンプルなデザイン


PD・PPS対応で最速充電

 PowerCore 10000 PD Redux 25W特徴図解

Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wは、充電速度の速さに特化したモデルです。

普段づかいはもちろん、仕事の合間に充電したり、お出かけのときにカバンの中にいれて充電するのにも、わずかな時間でもしっかり充電できるのがポイント。


iPhone12で充電出力を計測

iPhone12で出力計測

今回もiPhone12で出力測定を行いました。

充電出力は実測で19W


充電時間を比較

検証風景写真

iPhone12で30分の充電時間で10%からどれだけ充電できるか計測してみました。

比較対象は5W出力のモバイルバッテリーです。


充電量グラフ

グラフからもわかるとおり、PD規格の充電きわめてはやいことがわかりました。


PPS対応製品は最大25Wの充電が可能

PPS規格充電を備えていることで、Galaxyは最大25Wの最速充電が可能です。

PPS対応機種

  • Galaxy S20シリーズ以降
  • Galaxy Note10シリーズ以降
  • Galaxy Z Fold2
  • Galaxy A52 5G
  • Galaxy Tab S7シリーズ


PowerIQ 3.0で他デバイスも充電が早い

出力端子写真

PowerIQ 3.0によりさまざまなデバイスがすばやく充電できるようになっています。


Ankerの独自技術PowerIQがさらに進化。
Power Delivery (9V = 3A / 15V = 3A / 20V = 5A)、Qualcomm Quick Charge等の充電規格と互換性があり、 USB-Cポートに接続されたスマートフォンやタブレット端末、ノートPC等の機器をフルスピード充電します。

PowerIQ 3.0 | Anker独自技術PowerIQがUSB Power Delivery対応へ (ankerjapan.com)


PowerIQ 3.0図解

Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wは最大出力25Wです。

対応のモバイルバッテリーを使えばノートPCまで快適に使えそうですね。


Nintendo Switchの充電出力を計測

Nintendo Switch出力計測

Nintendo Switchの充電もしっかり行われています。

充電出力は実測で9.6W。


インジゲーター写真

インジゲーター部にはバッテリー残量を示すLED表示。

インジゲータ表示バッテリー残容量
●〇〇〇0%~25%
●●〇〇25%~50%
●●●〇50%~75%
●●●●75%~100%


低電流モード搭載でワイヤレスイヤホンやスマートウォッチの充電もOK

低電流モード写真

電源ボタンを2回押して、端のLEDが緑色の点灯すると低電流モードに切り替わります。

イヤホンなどの入力電流が小さい機器に対してもフルスピードかつ安全に充電が可能です。

低電流モードは2時間で自動でOFFになります。


2台同時充電が可能

2台同時充電写真

USB-A・USB-C端子を使用して2台のデバイスを同時に充電が可能です。


パススルー充電はできない仕様

パススルーは不可

パススルー機能は実際にチェックしましたが充電できませんでした。


10000mAhはスマホ2回分の充電容量

充電風景写真


機種別バッテリー容量

スマートフォン機種バッテリー容量
  iPhone 8 Plus2691mAh    
  iPhone X2716mAh
  iPhone 11 Pro Max3969mAh
  iPhone 12 Pro Max3687mAh
  iPhone 13 Pro Max4352mAh
  Galaxy S204000mAh
  Galaxy S214800mAh
  Galaxy S22 Ultra5000mAh
  Galaxy Z Fold44400mAh
  Galaxy Note103500mAh
  Galaxy Note10+4300mAh
  Galaxy A53 5G5000mAh
タブレット機種
  11インチiPad Pro
  (第2世代)
7538mAh
  12.9インチiPad Pro
  (第4世代)
9720mAh
ゲーム機本体
  Nintendo Switch 
  (従来・有機ELモデル)
4310mAh
  Nintendo Switch Lite3570mAh

10000mAhの容量があれば、スマートフォン2回分は充電できると考えておけば問題ないでしょう(機種にもよる)。



11の保護機能による安全性の高さ

マルチプロテクト11の保護機能

図の通り、Anker モバイルバッテリー・USB急速充電器は、MultiProtect (多重保護機能)を設けています。

保護機能により長時間モバイルバッテリーを使用しても安全性を維持

モバイルバッテリーの安全性が高いのはユーザーとしても安心できるポイント。


シンプルなデザイン

外観写真

プラスチックな素材感はありながらも、本体表面は細かい溝加工がほどこしてあるため、指紋やよごれが目立ちにくくなっています。

毎日使うものですから、よごれを気にしなくても使えるのはGood。


重ね持ち写真

Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wの厚さは27mm。

やや厚みがありますので、スマホと重ね持ちすると安定感に欠ける印象です。


スペック

モデル名Anker PowerCore 10000 PD
Redux 25W
サイズ107 × 52 × 27mm
重量194g
入力USB-C(入力18W )
出力USB-C(出力25W)
USB-A (出力18W)
ポート合計15W
PD充電
2台同時充電
パススルー充電×
価格4,490円



サイズ

正面背面
サイド上面

サイズは107 × 52 × 27mm。


ストラップホール写真

ポート部の端にはストラップホールが設けられています。


重量

重量写真

重量は実測で190g。

缶コーヒー1本と同等の重さでした。


付属品

付属品写真
  • ポーチ
  • 取扱説明書
  • ストラップ
  • USB-C & USB-C ケーブル

Micro USB ケーブルとLightningケーブルは別売りとなっています。


同スペックモバイルバッテリーとの比較

スクロールできます
商品容量カラーポート価格/評価サイズ重量タイプPD充電パススルー同時充電
Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W10000mAhブラックUSB-C(入力18W 出力25W)

USB-A (出力18W)

ポート合計15W
4,490円/
107 x 52 x 27 mm 194 g通常タイプ×
Anker PowerCore 10000 10000mAhブラック
ブルー
ホワイト
レッド
Micro USB (入力10W)

USB-A (出力12W)
3,490円/
92 x 60 x 22mm180g通常タイプ×××
Anker PowerCore Slim 1000010000mAhブラック
ホワイト
USB-C(入力10W)

USB-A (出力12W)
3,590/
149 x 68 x 14 mm206g通常タイプ×××
ZENDURE SuperMini10000mAh 
ブラック
ブルー
グリーン
ピンク
パープル
レッド
シルバー
ホワイト
PD対応USB-C(入力20W 出力20W)

QC3.0対応USB-A (出力18W)

ポート合計20W
5,490
79 x 56 x 26 mm180g通常タイプ
各製品の比較


Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wのポイント

  • 最大25Wの充電出力
  • 2台同時充電が可能
  • 価格の安さ

価格についてはAnker PowerCore 10000に比べて1,000円ほど高くなりますが、PD対応・2台同時充電を含めた機能が追加されたことを考えれば、4,490円という価格は十分にコスパが高いといえます。

シンプルなデザインが好みでコスパと性能を求める人はAnker PowerCore 10000 PD Redux 25Wがオススメです。


品質・保証

保証については18か月の製品保証がついています。

Anker Japan 公式サイト会員を対象に保証期間が24か月に自動延長されるので忘れずに行いましょう。

延長保証の対象者・対象商品。

  • Anker Japan 公式サイト会員
  • 2020年1月1日以降に正規販売店で購入した商品

延長保証の注意点としては上記2点を満たしている必要があるので注意してください。

延長保証終了後、2か月以内に製品に不具合が生じた場合はカスタマーセンターに連絡すると、Anker Japan 公式サイトおよびAnker Japan 公式アプリで使える、20%OFFクーポンがもらえるのもポイント。(クーポン期限は問い合わせ次月末まで)

またAnker公式サイトではチャットでの問い合わせが可能になっています。(チャット対応は平日9時から17時まで)

製品についてわからないことがあれば気軽に聞けるので購入前も安心ですね。


まとめ

今回はAnker PowerCore 10000 PD Redux 25Wをレビューしてきました。

印象としては【頼りになるヤツ】

充電イメージ写真2

コンパクトなサイズながら、10000mAhのバッテリー容量。

最大25Wの充電出力をそなえているため、イザというときでもすばやく充電できるので便利です。

パススルーには非対応ですが、18W出力のPD対応充電器を利用してモバイルバッテリー本体に約3時間で満充電できるため、使い勝手に不満は感じませんでした。

価格は4,980円。

同クラスのAnker  PowerCore 10000より1000円ほど高くなりますが、PD対応・2台同時充電などの機能性を考えると、非常にお買い得感のあるモバイルバッテリーといえます。

Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wを購入するメリット

  • PD・PPS対応で充電がはやい
  • カスタマーセンターの丁寧な対応
  • 機能豊富なわりに低価格
  • 11の保護機能で安全性も高い

11の保護機能による安全性の高さであったり、カスタマーセンター対応の高い満足度がAnkerの特長です。

モバイルバッテリーに、性能も安心も品質も求めている人にとっては間違いなくオススメの商品といえるでしょう。


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