この記事はテックウインド株式会社様より製品をご提供いただき、作成しています
こんにちは!
ゲーミングチェアに囲まれて生活している、りくぴいです。@rikupii_gadget
在宅ワークやゲームであると便利なのがゲーミングチェア。
しかし、ゲーミングチェアの多くはスポーティーな印象なデザインが多く、部屋の雰囲気にマッチするか心配な場合もあります。

AKRacingゲーミングチェアは、人間工学に基づいた設計で「正しい姿勢をサポートしてくれるクッション材のよさ」が定評です。
BEAMS DESIGNが監修した「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデルは、アメカジスタイルのカレッジスウェットをイメージにデザインされています。
ヴィンテージスウェットデザインは温かみのあるデザインながらも、上質感もしっかり。
張地には大阪・泉州地域で作られている『コットン100%』を使用しており、なめらかな肌ざわりを実現しています。
また、目立ちにくい部分ではありますが、座面サイズ・座面高・ヘッドレスト形状もさまざまな工夫がほどこしてあり、「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデルらしい、やさしい座り心地につながっています。
グレーカラーかつ温かみのある生地感で、木目のインテリア・フローリングとの馴染み感はバツグンですね。
今回は「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデルを使って感じたメリット・デメリットを含めたレビューを行いますので、最後まで見てもらえると幸いです。
メリット | デメリット |
---|---|
インテリアによくなじむ 肌ざわりのよさ ゆったりめの座り心地 リクライニングの快適性 蒸れにくい | 汚れが気になる |
AKRacingとは

AKRacing(エーケーレーシング)は、揚州奥凱カー用品有限公司(扬州奥凯汽车用品有限公司)が展開するゲーミングチェアのブランドです。
もともとはレーシングカートの開発・製造を起源に持ち、欧州・日本の自動車メーカーに高品質な自動車用シートを供給。
2005年にチェアブランドを確立し、プロ大会でも使用されるなど、実力はゲーミングチェアカテゴリーでは世界的に有名です。
日本においては、テックウインド株式会社が代理店としてAKRacing商品を取り扱っています。
「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデルの概要

AKRacingはこれまでにもさまざまなコラボモデルを発売しています。
「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデルは、AKRacingチェアのコラボ商品シリーズでBEAMS DESIGNが監修したゲーミングチェアです。
大阪・泉州でつくられた『コットン100%』をシート張地に使用しており、きわめて上質かつ快適な座り心地を提供してくれます。
また当モデルは、大阪府和泉市のふるさと納税返礼品としても採用されています。
「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデル詳細
モデル | Pro-X V2 |
---|---|
色 | グレー |
椅子の高さ | 125 ~ 132cm |
座面幅 | 39cm |
座面奥行 | 52.5cm |
座面厚さ | 10cm |
座面高さの調整幅 | 30 ~ 37cm |
アームレスト高さ (地面から) | 54.5 ~ 69cm |
背もたれ高さ | 95cm |
脚部(ベース)最大幅 | 65cm |
荷重制限 | 150kg |
正味重量 | 22.45kg |
総重量 | 27.3kg |
箱の寸法 | 88 × 68 × 38㎝ *(W) x (D) x (H) |

AKRacing公式サイトより引用
ほかのAKRacingゲーミングチェアシリーズと比較して感じたのが、「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデルは張地だけファブリック生地に張り替えただけではないということ。
スタイリッシュ雰囲気と座り心地のよさを両立すべく、さまざまな工夫がほどこされています。
- 座面のサイズ
- 座面高
- アームレストの調整幅
- ヘッドレスト形状
くわしくは以下のメリットの部分で詳しく解説していきます。
「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデルの使ってよかった点
部屋になじみやすいスタイル

「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデルはアメカジスタイルのカレッジスウェットをイメージにデザインされています。
- 背もたれ中央部にはエンブレム
- 背面の『4段プリント』&カンガルーポケット
- オリジナルネームタグ
作りこみはBEAMS DESIGNが監修しただけあって「さすが」のクオリティーと感じます。
安いゲーミングチェアにありがちなチープ感は皆無で、カジュアル感と上質感がほどよくマッチしている雰囲気です。
また、木目のあるデスクや観葉植物との相性が抜群な点も見逃せません。
チェアのグレーカラーが主張しすぎず、部屋全体をうまくまとめてくれています。
『コットン100%』スウェット生地による優しい肌ざわり

「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデルの座り心地は、身体を包むような非常にやさしいもの。
私はさまざまなゲーミングチェアを購入・試座しているなかで、「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデルがもっとも生地感のよさが際立っていると感じました。
WOLF・PINONのファブリック張地がサラリとしたものならば、「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデルの張地はしっとりと肌になじみます。
理由は、シート表皮は大阪・泉州地域で作られている『コットン100%』を使用しているため。
コットンが肌に触れるとやわらかい感触が得られるのは、繊維の先端が丸みを帯びているからです。

また、吸収した水分は外に発散されるため、全シーズンにおいて蒸れにくく快適に使用できるのもコットンのメリットといえます。
ゆったりとした座り心地のよさ

座り心地に関しては、ファブリック生地を用いているPINON・WOLFよりもやわらかく感じます。
素材に『コットン100%』のやわらかい張地をしているためでしょう。
座面・背もたれのクッションの反発もほどよくソフトに感じますね。
スペック表だけではわからない座り心地のよさがあるといえます。
在宅ワークやゲームで、1日中チェアに座っていることが多いものの、快適に使用できました。
また、AKRacingゲーミングチェアではモデルごとに座面の厚み・サイズ・高さなどが異なり、さまざまな座り心地に対応しています。
「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデルのサイズの特長は長くワイドな座面でゆったりと座れること。
幅の広い座面幅

理由として、「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデルは、Pro-X V2同等の座面幅にゆとりをもたせてあるため。
大柄な方でもしっかりくつろぐ事が可能です。
長い座面

座面の長さはゆったりモデルのOvertureと同じ52.5cm。
太ももから膝裏まで座面があるので、荷重分散に優れており疲れにくいです。
数値では数cmと変化幅はわずかなものの、座ってみるとチェアの性格を決める大切なファクターといえます。
張地のソフトさ

「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデルは、張地に『コットン100%』を使用しています。
繊維自体が丸いので、身体を包み込むようなやわらかい肌当たりが特長です。
保湿性が高いので静電気がおきづらいのは化学繊維にはない、天然素材ならではのメリットでしょう。
足つき性のよさ

「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデルのメリットとして、足つき性のよいことです。
座面の高さはPINONと同じ40cm。
低い座面は足をしっかり前に放り出せるのがメリットです。

普段フットレストを使用している、164cmの身長の私でもベッタリと足がつきます。
両足を前に放り出せるため、ゆったりとくつろげると感じました。

座面高をもっとも低くすれば、写真のように「1人掛けソファー」のように使えます。
身長165cmの私でもしっかりと両足を床につけられるので、映画・読書・休憩の時はローソファーのように使うのがお気に入りです。
生地感のやわらかさと相まって、他のゲーミングチェアにはないリラックス効果が得られます。
なお、「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデルでは、座面高(10cmのクッションを含む)が、40~47cmと幅広く調節が可能です。
リクライニング時の快適性

「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデルはリクライニング時の快適性が非常に高いモデルです。
- 大判化されたヘッドレスト
- 180°リクライニング
以下で説明します。
大判化されたヘッドレスト

ヘッドレストはAKRacing他モデルも大きくアップデートしています。
ヘッドレスト中央部が少しくぼんでおり、首にしっかりと馴染むフィット感が好印象です。
頭の重さや形状に応じて適切に沈み込むため、体型や頭の形状を問わないのもメリット。
180°リクライニング

「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデルは180°リクライニングを備えているので、しっかりと休みたいときはフルフラットにすれば仮眠も可能です。
背もたれ・座面クッションの沈み込みもほどよく、気持ちよく目を閉じるとしっかり休憩が可能です。
「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデルの気になった点
「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデルのデメリットは以下2点です。
グレーカラーならではの汚れが気になる

使用して感じたのは、グレーカラーのファブリック生地は汚れが気になります。
とはいえ、「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデルに限ったことではなく、グレーカラーのファブリック生地を用いるソファー・カーペットなども同様です。
普段のお手入れはブラッシングで行いますが、コーヒー・ジュースなどの液体がこぼれてしまったときは、リンサークリーナーがオススメです。
グレーカラーは黒と比較して、埃が目立ちにくいのは使っていていいと感じた部分です。
硬い座り心地を求める人にはやわらかすぎると感じてしまうかも

「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデルは、人によっては表皮がやわらすぎると感じてしまうでしょう。
なぜならば、「座り心地のよさ」は人それぞれで求めるものが異なるためです。
- ハードで硬い座り心地
- ほどよい硬さの座り心地
- ソフトな座り心地
「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデルは、『コットン100%』を使用した、なめらかでやわらかい表皮が特徴です。
ハリのあるPUレザーで、クッション自体も硬めのゲーミングチェアが好みの方には、少しやわらかいと感じるかもしれません。
とはいえ、人間工学に基づいた設計かつ、クッション自体に適度な反発力があるため、長時間の在宅ワークでも体への負担は低いと感じました。
このあたりはチェアとしての基本性能の高さを感じるところです。
「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデル レビュー
素材

「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデルの張地には、大阪・泉州地域で編まれたコットン100%のスウェット生地を使用しています。
肌触りは非常にやさしいもので、衣類のスウェットよりも一段上の上質感がある印象。
黒・白とは異なるグレーカラーによるナチュラルな雰囲気が特長です。
座面

座面には高密度ウレタンフォームを使用しており、座り心地は長時間を想定した人間工学設計です。
私は在宅ワークやゲームなどでほぼ一日座っていることも多いものの、快適に座れます。

座面の厚さは10cmです。
ほかのAKRacingシリーズよりやわらかく感じるのは、『コットン100%』の張地のおかげでしょう。
コットンは吸湿性・通気性ともに高いのが特徴で、長時間の着座でも不快な蒸れを感じにくいのがメリットです。
温度設定の高い部屋で使用したものの、熱のこもり感や蒸れた感じはありませんでした(夏季に追記レビューします)。
高さ調整&ロッキング機能

高さ調整&ロッキング機能の調整については座面右下の調整レバーを使用します。
ロッキング機能については座面と背もたれを固定したまま、最大12°に傾けられます。
ロッキングの硬さについても、座面下のダイヤルを回すことで調整できます。
ヘッドレスト

ヘッドレストは他のAKRacingゲーミングチェアシリーズとは異なった形状です。
BEAMS DESIGNロゴの刺繍が入っており、刺繍糸の密度・糸の色合いといい非常に洗練されています。
AKRacing BEAMS DESIGN デザインバンド

オリジナルネームタグ

ヘッドレスト裏面には、AKRacing by BEAMS DESIGN オリジナルネームタグや、専用のバンドがあしらわれており、細かいこだわりを感じます。
また、ヘッドレスト形状もAKRacingシリーズのものより大幅にアップデートされています。
- サイズの大型化
- 形状の適正化
サイズの大型化と合わせて、ヘッドレスト中央部が少しだけくぼむことで首のおさまりがよいです。
さまざまな頭の形にもフィットするので、より万人向けのヘッドレストといえるでしょう。
コットン素材のカバーは非常に肌当たりがよく、気持ちよいものです。
ランバーサポート

ランバーサポートもしっかりとした大きさと適度なカーブのおかげで腰のカーブにフィットしてくれます。
ヘッドレスト・ランバーサポートは好みにより、取り外して使用可能です。
ヘッドレスト裏面もヘッドレスト同様にアクセントが加えられており、雰囲気の統一感につながっています。
高さ調整アームレスト

アームレストの高さの調整幅は7.5cmで、6段階に細かく調整可能です。
同じ座面高をもつPINONのアームレストの高さ調整幅は3.5cmなので、モデルにより適したものが与えられているのがうかがえます。
座面・アームレストが最も低い位置

座面・アームレストが最も高い位置

アームレストを下げて腕をあずければより快適にリラックスできます。
また、座面を高くしてアームレストを伸ばすことで、在宅ワークやゲームに適したアームレストの使い方が可能です。
アームレストの色も張地と同じグレーカラー。
落ち着いた雰囲気になっています。
背もたれ
エンブレムロゴ

スウェット風「4段プリント」

カンガルーポケット

「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデルで特徴的なのが、背もたれ各所にちりばめられた刺繍です。
- 背もたれ中央部のエンブレムロゴ
- ヴィンテージスウェットを彷彿とさせる「4段プリント」
- カンガルーポケット
背もたれの背面にはスウェットパーカーではおなじみのカンガルーポケットもしっかりとプラス。
ヴィンテージ感あるスウェットさながらの遊び心が加えられており、アメカジながら品のあるデザインはビームスらしさを感じる部分です。
脚部

レッグフレームはアルミ製となっており、軽量さと頑丈さを兼ね備えたものになっています。
無塗装のレッグフレームはあえてツヤ感を抑えることで、チェアのグレーカラーを邪魔しないものとなっています。
シリンダーカバーもしっかりとグレーカラー仕様になっているあたり、デザインへのこだわりを感じますね。
キャスターはポリウレタン製。
ナイロン製のキャスターと比較するとやわらかく、フローリングの上を走らせても静かです。
お手入れ方法

「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデルのお手入れ方法は非常に簡単です。
掃除機もブラシノズルであれば使えるものの、吸引力が強いと生地の毛羽立ちや繊維の傷みにつながります。
掃除機の吸引設定は弱めがオススメです。

ヘッドレスト・ランバーサポートもカバーとクッションは別々にできるものの、カバーの洗濯については推奨していません。
お手入れはファブリック生地のソファー・チェアと同じで、非常にカンタンといえます。
身長164cmの足つき性

「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデルは幅広い身長に対応できます。
理由は座面高の調整幅が広いためです。
最低座面高は、PINON(サクラピンク)と同等の40cmです。
身長164cmの私が座っても、足がベタ着きなので小柄な人でも安心して座れます。

最も座面を高くすると座面高は47cmとなり、少しかかとが浮く感じです。
デスクの高さによっては小柄な方はフットレストを併用するのがオススメ。
身長140cm台~180cm台の方までさまざまな身長に対応できるため、幅広い人が満足して使えるモデルといえます。
寝心地

「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデルは180°リクライニングが可能なので、普通に寝られます。
ゲーミングチェアの中にも180°リクライニングできるモデルは意外と少ないもの。
クッション材の反発力がほどよく、全身をやさしく包み込む感覚はAKRacingならではです。
大型のヘッドレストには中央部が少しくぼんでいるため、首のおさまりもよいうえに寝返りもしやすく感じました。
休憩だけでなく仮眠もしっかりととりたい方は、「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデルがオススメだといえます。
フットレストやオットマンがあると、より熟睡しやすくなりますよ。
保証

保証については1年間の製品保証がついています。
ゲーミングチェアに限らず、工業製品はまれに不具合があるものです。
AKRacing は2000年前半のゲーミングチェア黎明期からの定番ブランド。
ゲーミングチェアの商品力の高さはもちろん、国内代理店によるアフターサービスもしっかりとしているのが特長です。
製品について、購入前に気軽に相談できるのは安心そのものです。
AKRacing代理店 テックウインド公式サイトはコチラ↓↓↓

まとめ
「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデルは、AKRacingの高いゲーミングチェア基本性能に、おしゃれな外観と「リラックス・開放感」の付加価値を与えられたゲーミングチェアです。
「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデルの特長
- 泉州地域で作られた『コットン100%』の張地
- くつろぎやすい座面サイズ
- 足つき性のよい座面高
- 大判ヘッドレスト
- グレーのカラーリング
上記の特徴が高いレベルで融合しており、座ってみると何もかもを委ねたくなる快適さ。
そして、アメカジスタイルをイメージした外観はゲーミングチェアの中でも唯一無二の存在感。
アメカジを得意とするBEAMS DESIGNが監修しただけあって、爽やかさの中にも大人っぽく感じるのはさすがと感じるところです。
「AKRacing by BEAMS DESIGN」モデルは、グレーカラーなので木製家具・観葉植物とも非常にマッチします。
おしゃれなワークスペース・ゲーミング環境を作りたい人にもオススメのゲーミングチェアといえます。