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こんにちは。
りくぴいです。@rikupii_gadget
高出力かつ容量20,000mAh以上のモバイルバッテリーは、ノートパソコンをはじめスマートフォンなどのデバイスを複数回にわたって充電できるメリットがあります。
普段の生活にはもちろん、災害時の予備バッテリーとして用意しておくと安心。
モバイルバッテリーの性質上、容量と重量は比例して増加するため、自分のライフスタイルにあわせたモバイルバッテリーの選択が必要です。
モバイルバッテリーの容量まとめ。
- 持ち運びに最適なサイズの5000mAh
 - 容量とサイズの好バランスな10000mAh
 - 圧倒的な容量で安心感のある20000mAh
 
今回レビューするモバイルバッテリーは、Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W)。

Ankerは新製品に性能やコンセプトにより、3ケタの番号を付しています。
2022年12月9日発売のAnker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W)も例外ではありません。

Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W)は、24,000mAhの大容量かつ65W出力対応なので、ノートパソコンの充電も快適。
3台同時充電も可能で、ノートパソコン等さまざまなデバイスを、どこにいてもすばやく充電できる安心感の高さがポイントになっています。
重量についてはペットボトル飲料同等の500gを実現しており、けっして軽い部類ではないものの、カバンに入れても違和感なく持ち運べるのがいいですね。
バッテリー残量ディスプレイが非搭載で少し不便な点もありますが、リーズナブルな価格でスペックを求める人にはオススメのモバイルバッテリーとなっています。
今回はAnker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W)を、長期間使用した私が、使ってみてのメリット・デメリットを多くの写真とともにお伝えしますので、参考にしていただけると幸いです。
| メリット | デメリット | 
|---|---|
| 65W出力 24,000mAhの大容量 USB-Cポートが2つ 3台同時充電可能 本体の充電は3.5時間  | 500gの重量 パススルー機能非対応 バッテリー残量ディスプレイ非搭載  | 
この記事はアンカー・ジャパン株式会社様より商品を貸与いただき、作成しています。
Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W)の特長
65W出力でノートPCの充電もOK

Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W)のメリットは、最大65W出力によりノートパソコンの充電もスピーディーにおこなえる点です。
外出先でノートパソコンの充電毎にコンセントを探す必要がなく場所を選ばすしっかり充電できるため、非常に合理的だといえます。
MacBook Airで充電出力を計測

USB-C1ポートを使用してMacBook Airの充電出力を計測してみました。

実測値で43.2Wでした。
外出時はカバンの中に、A/Cアダプター・USB充電器・モバイルバッテリーをたくさん入れる必要はもうありません。
Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W)と、充電ケーブルさえあれば、ノートパソコンもスマートフォンの充電も可能。
カバンの中が非常にスッキリするのがメリット。
iPhone12の充電出力を計測

USB-C2ポートを使用してiPhone12の充電出力を計測してみました。

実測値で16.9W。
Nintendo Switchの充電出力を計測

USB-AポートでNintendo Switchの充電出力を計測です。

実測値で7.1W。
USB-CポートはPowerIQ 3.0対応

USB-CポートはAnker最新のPowerIQ 3.0対応しており、最大22.5W出力が可能になっています。

USB-Aポート充電時は最速の充電がおこなえるよう、デバイスの充電能力にあわせてモバイルバッテリー本体が調整してくれます。
3台同時充電が可能

Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W)は、3つのポートをそなえているため、複数のデバイスをまとめて充電可能です。
2台同時充電出力を計測(USB-C×2)

USB-Cポートを使用してMacBook AirとiPhone12の2台同時充電出力を計測してみました。

MacBook Airへの充電出力は35.8W。
iPhone12への充電出力は15.7W。
2ポート合計出力は51.5Wでした。
USB-Cポートによる2台同時充電時はポートにより出力上限が異なる

| USB-C1 | 最大45W | 
| USB-C2 | 最大20W | 
| USB-C1+USB-C2 | 合計最大65W | 
同時充電時はノートパソコンなどの消費電力が高いデバイスを、USB-C1ポートに接続しましょう。
3台同時充電出力を計測
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| MacBook Air・・・43.7W iPhone12・・・9.8W  | Nintendo Switch・・・5.6W  | 
すべてのポートを使用してデバイスを充電。
3ポート合計出力は59.1Wでした。
パススルー充電は非対応

Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W)は、パススルー充電には非対応です。

パススルー充電ができるか検証しましたが、本体に充電のみで出力がなく測定不可でした。
24,000mAhはスマホ4.8回分の充電容量

Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W)の容量は24,000mAh。
さまざまなデバイスが複数回にわたって充電できるため、外出先でも安心です。
機種別バッテリー容量
| スマートフォン機種 | バッテリー容量 | 
| iPhone 8 Plus | 2,691mAh | 
| iPhone X | 2,716mAh | 
| iPhone 11 Pro Max | 3,969mAh | 
| iPhone 12 Pro Max | 3,687mAh | 
| iPhone 13 Pro Max | 4,352mAh | 
| Galaxy S20 | 4,000mAh | 
| Galaxy S21 | 4,800mAh | 
| Galaxy S22 Ultra | 5,000mAh | 
| Galaxy Z Fold4 | 4,400mAh | 
| Galaxy Note10 | 3,500mAh | 
| Galaxy Note10+ | 4,300mAh | 
| Galaxy A53 5G | 5,000mAh | 
| タブレット機種 |  | 
|   11インチiPad Pro   (第2世代)  | 7,538mAh | 
|   12.9インチiPad Pro   (第4世代)  | 9,720mAh | 
| ゲーム機本体 |  | 
|   Nintendo Switch    (従来・有機ELモデル)  | 4,310mAh | 
| Nintendo Switch Lite | 3,570mAh | 
24,000mAhの容量があれば、スマートフォン4.8回分は充電できると考えておけば問題ないでしょう(機種にもよる)。
MacBook Airへの充電検証

MacBook Airのバッテリー残量0の状態から何分で満充電できるか検証してみました。
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116分で満充電がおこなえて、Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W)の、バッテリー残量はLED表示2個の25%~50%を表示。
つまり、MacBook Air1回以上充電できる容量を確保しているといえます。
インジゲーター表示

インジゲーターは電源ボタン内に配置されており、白色のLED発色もよく視認性もよいです。
| インジゲータ表示 | バッテリー残容量 | 
| ●〇〇〇 | 25% | 
| ●●〇〇 | 50% | 
| ●●●〇 | 75% | 
| ●●●● | 100% | 
低電流モード搭載でイヤホンの充電もしっかり充電

電源ボタンを2回押すことによって、低電流モードに切り替わります。

ワイヤレスイヤホン・スマートウォッチなどの小型デバイスを充電する際には、低電流モード切り替えることで、安全かつしっかり充電可能です。
30W入力で本体の充電は3.5時間

大容量モバイルバッテリーに共通する問題が本体への充電時間の長さです。
Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W)は、30W入力に対応しており、30W急速充電器を使用時は3.5時間で本体を満充電にすることが可能。
大容量モバイルバッテリーながら充電時間が短いので、就寝前に充電しておけば翌朝には満充電で使用できるため機動性もバツグンです。
11の保護機能による安全性の高さ

モバイルバッテリーを使うときに気になるのが安全性です。
Anker モバイルバッテリー・USB急速充電器は、MultiProtect (多重保護機能)を設けています。
常にモバイルバッテリーの状態を監視しており、長時間使用しても安全に使用できる仕様。
粗悪なバッテリーにはない安全性の高さがAnkerの強みになっており、高出力モバイルバッテリーであっても安心して使用できるのがポイントです。
デメリットは500gの重量

Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W)のデメリットは500gの重量。
500mlペットボトル飲料と同等になっています。
購入前に500mlペットボトル飲料を持つと重量のイメージが容易です。
5,000mAh・10,000mAhモバイルバッテリーと比較すると、どうしてもサイズ・重量的にもかさんでしまいます。
逆に言えば、小容量バッテリーにはない安心感が24,000mAh容量をもつ、Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W)最大の強みといえます。
スペック
| モデル名 | Anker 537 Power Bank  (PowerCore 24000, 65W)  | 
| 容量 | 24,000mAh | 
| サイズ | 160 x 85 x 26.5mm | 
| 重量 | 500g | 
| カラー | ブラック・ホワイト | 
| 入力 | USB-C1 5V=3A / 9V=3A / 12V=1.5A / 15V=2A / 20V=1.5A (最大 30W)  | 
| 出力 | USB-C1 / 2 5V=3A / 9V=3A / 12V=1.5A / 15V=3A / 20V=3.25A (最大 65W) USB-A 5V=3A / 9V=2A / 10V=2.25A / 12V=1.5A (Max 22.5W)  | 
| PD充電 | ○ | 
| 3台同時充電 | ○ | 
| パススルー充電 | × | 
| 価格 | 11,490円 | 
カラーバリエーション
| ブラック | ホワイト | 
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カラーバリエーションはブラック・ホワイトの2色。

本体表面のメタリック調の塗装により、質感が高いのが特徴。
手の指紋はやや目立ちやすいものの、チープさがなく所有感も高いです。

本体裏面についてはツヤ無しのプラスチック素材仕上げとなっています。
サイズ
| 正面 | 裏面 | 
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| サイド | ポート面 | 
![]()  | ![]()  | 
サイズは160 x 85 x 26.5mm。
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iPhone12とサイズの比較。
サイズについてはiPhone12より少し大きい程度ですが、26.5mmの厚みはiPhone12の約3倍です。
付属品

- 取扱説明書
 - 収納ポーチ
 - USB-C/USB-Cケーブル
 
Lightning対応機器への充電には別売りのライトニングケーブルが必要となります。
同スペックモバイルバッテリーとの比較
| 商品 | 容量 | ポート | 価格/評価 | サイズ | バッテリー残量表示 | 重量 | PD充電 | 同時充電 | パススルー充電 | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W)  | 24,000mAh | USB-C1入力 (入力最大30W) USB-C1 / 2 出力(出力最大65W) USB-A 出力(最大22.5W)  | 11,490円/ 評価4.5  | 160 x 85 x 26.5 mm | LEDランプ表示/ 4段階表示  | 500g | ○ | 3台 | × | 
【ZENDURE】SuperTank S4![]()  | 19,200mAh | USB-C (入力65W)(出力100W) USB-A 1(出力18W) USB-A 2 (出力12W)  | 12,800円 | 142 × 82 × 26.8 mm | LEDディスプレイ/ 0%~100%数値表示  | 377g | ○ | 3台 | ○ | 
| Zendure Supertank | 26,800mAh | USB-C1(入力100W)(出力100W) USB-C2(出力100W) USB-A1 (出力18W) USB-A1 (出力15W) 合計出力100W  | 17,800円/ 評価4.4  | 119 x73 x45mm | LEDディスプレイ/ 0%~100%数値表示  | 528g | ○ | 4台 | ○ | 
ノートパソコンの充電が可能な出力を備えるモバイルバッテリーで比較してみました。
26,800mAhの圧倒的容量で4ポートを備えるZendure Supertankは、デザインに優れており使い勝手もバツグン。
4ポート同時充電可能なうえに、サイズに関しても119 x73mmと容量からは想像がつかないほど小型に仕上げられており、非常にコンパクト。
ライバルと比較して約20mm厚さを許容できるのならば間違いなくオススメできるモバイルバッテリーです。
【ZENDURE】SuperTank S4は、容量こそ19,200mAhと少し頼りない印象はあるものの、65W入力による爆速充電機能を備えています。
65W充電器を使用すれば、19,200mAh容量のモバイルバッテリーを1.5時間で満充電できる機動力の高さがポイントで、異次元の充電時間の早さを体験してみたい人はぜひ使って欲しいモバイルバッテリーです。
Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W) の特長は、高出力・大容量ながらリーズナブルな価格にしている点。
24,000mAhの大容量で最大65W出力でノートパソコンの充電も可能なうえに、30W充電器を使用すれば3.5時間で本体の満充電可能。
11,490円というリーズナブルな価格と大容量・高機能が高いバランスで両立しているのがポイント。
容量・機能性・価格のバランスで選ぶなら、Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W) がオススメといえます。
品質・保証
保証については24か月の製品保証がついています。
Anker Japan 公式サイト会員に登録すると、保証期間が30か月に自動延長されるので忘れずに行いましょう。
延長保証の対象者・対象商品。
- Anker Japan 公式サイト会員
 - 2020年1月1日以降に正規販売店で購入した商品
 

正規販売店とは?
- Anker Japan公式サイト / Anker Japan 公式アプリ
 - Anker Store / Anker Store Select
 - Amazon.co.jp / 楽天市場 / PayPay モール / Yahoo! ショッピング / au PAY マーケット
 - 一部家電量販店 / その他専門店やバラエティストア等
 - auショップ / au Online Shop
 
延長保証の注意点としては上記2点を満たしている必要があるので注意してください。
延長保証終了後、2か月以内に製品に不具合が生じた場合はカスタマーセンターに連絡すると、Anker Japan 公式サイトおよびAnker Japan 公式アプリで使える、20%OFFクーポンがもらえるのもポイント。(クーポン期限は問い合わせ次月末まで)
またAnker公式サイトではチャットでの問い合わせが可能になっています。(チャット対応は平日9時から17時まで)
製品についてわからないことがあれば気軽に聞けるので購入前も安心ですね
まとめ
今回はAnker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W)をレビューしてきました。
印象としては【高性能・大容量は正義】
24,000mAhの大容量かつ65W出力でノートパソコンの充電も快適におこなえるため、外出先・自宅問わずどこでも気軽に充電できるので使い勝手が非常によいです。
Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W)を購入するメリット
500gと重量はやや感じるものの、24,000mAh容量で高出力なのにモバイルバッテリー本体への充電も早い点など、機能面において不満はまったくありませんでした。
Anker 537 Power Bank (PowerCore 24000, 65W)は、外出先でのノートパソコンの充電も、災害時の備えにオススメできるモバイルバッテリーといえますね!




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